メルカリの「テンプレート」機能とは?
「テンプレート」は、取引メッセージで使える定型文の機能です。メルカリの出品者/購入者両方で、それぞれコメントが用意されています。この機能を使えば、相手にメッセージを送る作業がとても楽になるのです。例えば自分が出品者であれば、商品が購入された後や発送後にメッセージを送るタイミングで定型文を選択できます。サンプルとして、購入された後の定型文は以下のようになっています。
これをそのまま活用すれば、失礼のないメッセージになりますね。「ご購入いただきありがとうございます。これから発送の準備をさせていただきます。設定した期日内に発送予定ですので今しばらくお待ちください。取引終了までよろしくお願いいたします。」
「テンプレート」機能を使うメリット
テンプレート機能を使うことで、これまで文章を入力していた時間や手間を減らすことができます。ワンタッチで自動的に入力できるので、本当に楽だなと感じます。取引メッセージの内容はある程度決まっているかもしれませんが、どんな文面にすればいいのか悩んだ時の参考にもなります。取引メッセージにまつわる煩わしさがなくなり、これまで以上にメルカリ上で気軽にメッセージを送り合えるのではないでしょうか。
テンプレートが対応できない場合もある
用意されているテンプレートの内容は購入のお礼や発送連絡などがメインになるので、取引相手とのメッセージ内容によってはテンプレートで対応できないこともあります。例えば購入者の場合配達の日時指定は、定型文ではなく自分で入力したメッセージで出品者に知らせる必要があります。出品者も、発送が遅くなってしまう場合や商品にトラブルがある場合には、メッセージを入力して送らなければなりません。テンプレートは取引がスムーズに進んでいる場合や、お互いに要望がない場合に使えるものと思っていた方がよさそうです。
スタンプ感覚で使える「絵文字」機能
絵文字機能は、文字通り取引メッセージに絵文字が付けられる機能です。メッセージを送るまでもないけれど、何か反応しておきたい時に、絵文字が活躍します。例えば出品者から購入後のメッセージが来たら、それに対して購入者が笑顔マークで反応できます。これまで相手が取引メッセージを確認したかどうかは、相手からの返事でしか分かりませんでした。メッセージが送られてきた方も、文面を入力するのが面倒だし……ということで返事をしないのですが、絵文字があれば返事がとても楽になります。気軽に絵文字が使えるので、「分かりました」「ありがとうございます」という意味合いで送ることができます。
・絵文字は5種類 絵文字は5種類あります。普段のメッセージでもよく使用していそうな絵文字ですね。
評価にはテンプレートも絵文字もない
メルカリでは、出品者/落札者の両方が評価をすることで取引が完了します。この時のコメントは必須ではないのですが、取引メッセージ同様にボタン1つでコメントが表示されると楽だなと思ってしまいます。しかし残念ながら、評価のコメントにテンプレート機能はありません。ただし、参考になるメッセージの下書きはあるので、これを活用していきましょう。今回新機能として加わった「テンプレート」と「絵文字」は取引メッセージの煩わしさを軽減してくれるものです。メルカリの取引メッセージは絶対に送るべきものではありませんが、これらを使用して相手に連絡をするだけでも、印象がガラリと変わるかもしれませんね。