1. 国際ローミングを利用する
スマホは、契約しているプランによっては、海外で利用できる国際ローミングに対応しています。国際ローミングを利用するためには、別途契約や事前申し込み、料金が必要となる場合がありますが、現在お使いのスマホをそのまま海外で利用できるので便利です。主な通信会社の国際ローミングについて紹介します。※渡航先によっては下記のプランが適用外の場合があります。
・ドコモ「世界そのままギガ」
日本で契約しているプランのデータ量を海外でも使えるデータ定額サービスです。1時間200円から最長30日までの利用期間から選択可能です。
・ソフトバンク「海外パケットし放題」
一日中使い放題で2980円のプランです。
・au「世界データ定額」
日本国内で事前予約すると490円/24時間(早割キャンペーン対象外の国、地域だと690円/24時間)、事前予約しない場合は980円/24時間で利用できるプランです。
・楽天モバイル「Rakuten最強プラン」
「Rakuten最強プラン」で2GBまで無料で利用できます。2GB超過後は、海外ローミングエリアでの通信速度が最大128kbpsに制限されます。データ容量を追加したい場合は、500円/1GBでデータチャージ可能です。
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2. レンタル海外Wifiルーターを使う
海外で利用できるWifiルーターのレンタルサービスがあります。空港カウンターでの受け取りや、自宅で宅配便で受け取りなどを選択することができます。海外でWifiルーターをオンにして、スマホと接続することで、スマホで通信が利用可能になります。主なサービスを紹介します。
・「グローバルWifi」
プランは「容量無制限プラン」と「渡航中容量追加」を選択できます。
アメリカを例にすると、一日利用において、「5G無制限」が3170円、「4G無制限」が2370円、「4G超大容量(1.1GB)」が1670円、「4G大容量(600MB)」が1470円、「4G通常(300MB)」が1170円となっています。
・「イモトのWifi」
プランは「無制限」「ギガ」「大容量」を選択できます。
アメリカを例にすると、「無制限」が2360円、「ギガ(1GB)」が1860円、「大容量(500MB)」が1560円となっています。
3. 海外プリペイドSIMを使う
スマホのSIMカードを、海外プリペイドSIMに差し替えて利用することができます。日本で利用している電話番号が使えませんが、安価に利用できるのが特徴です。海外プリペイドSIMは、現地の空港やコンビニで購入できますが、日本国内でAmazonなどでも購入することができます。海外プリペイドSIMの例として、「【AIS】SIM2Fly」を紹介します。
アジア32か国で利用できるプリペイドSIMカードで、データ通信6GBまで、期間が8日間(192時間)で1850円でアマゾンで販売されています(2023年8月現在)。対応している国は、インド、インドネシア、オーストラリア、韓国、カンボジア、シンガポール、タイ、台湾、中国、日本、フィリピン、ベトナム、香港、マカオ、マレーシアなどとなっています。
「ソラコム」は、プラン「アジアパシフィック11」にて、複数のアジア各国に対応して、1GB/30日が6.99ドルから利用可能です。
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海外でスマホを利用する方法を紹介しました。渡航先の国に対応したサービスを活用して、海外でスマホを便利に活用しましょう。