年金・老後のお金クリニック

在職老齢年金制度の50万円の基準には、個人年金も含まれるのでしょうか?

老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に、専門家が回答します。今回は在職老齢年金制度の50万円の基準に、個人年金は入るのかについてです。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。

執筆者:All About 編集部

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老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に、専門家が回答します。今回は在職老齢年金制度の50万円の基準に、個人年金は入るのかについてです。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。

Q:年金と給料が50万円以上になると年金がカットされるという在職老齢年金制度ですが、この収入基準には、個人年金も含まれるのでしょうか?

「年金と給料が50万円以上になると年金がカットされるという在職老齢年金制度ですが、この収入基準には、個人年金も含まれるのでしょうか?」(1962年11月生まれ男性・お父さん)
在職老齢年金制度について知りたい

在職老齢年金制度について知りたい

A:生命保険会社から受け取る個人年金は、働いて得た収入ではないので含まれません

在職老齢年金とは、60歳以上の人が厚生年金に加入して働く場合、老齢厚生年金の額(基本月額)と、総報酬月額相当額(給与の他、残業代や通勤手当や住宅手当などの各種手当、ボーナスの1/12)を足した金額が基準額の50万円を超えると、老齢厚生年金が減額または支給停止となる仕組みのことです。

在職老齢年金の基準額50万円の計算に含まれるのは、厚生年金に加入して働いて得た収入です。個人年金は含まれません。

※年金プチ相談コーナーに取り上げてほしい質問がある人はこちらから応募するか、コメント欄への書き込みをお願いします。

監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)
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