その解決策の一つに、「留学」をあげたいと思います。日本人がもっともっと留学をすることで、少しずつでも変わるかもしれません。今回は、個人のためだけではない、留学の効果について紹介したいと思います。
留学経験者が変える企業社会
海外留学で受けた刺激が楽天の原動力 |
All About[キャリアプランニング]のガイド記事年代/男女別 憧れの経営者は?でも、みごと各年代のベスト5に入っている2人ですが、特に、オンラインショッピングの分野を切り開いた三木谷さんは、もともと日本興業銀行というとてもお堅い大企業に勤めるエリートサラリーマンでした。社内留学制度でハーバード・ビジネススクールにMBA留学をしたわけですが、その留学中、アメリカでは優秀な人ほど大企業に行かずに事業を起こすということを知り、衝撃を受けたんだそうです。アメリカでの衝撃的な気づきが、楽天市場の創設につながったんですね。
また、留学ではありませんが、先日日本経団連の会長に就任されたキヤノンの御手洗富士夫さんは米国本社で30年も勤務した海外畑の方です。その経験は「売上高よりも利益重視」「現場主義」という彼の考え方に多大な影響を与えているようです。
海外で受けた刺激や影響は、日本の社会を代表する企業を動かす原動力にもなっているようですね。「留学」を含めた海外経験の価値はとても高いと思います。
では、なぜ留学が面白いのか。次のページで考えてみましょう!