好印象を叶える大人女性の通勤スタイルとは?
新型コロナウイルスの状況が落ち着くにつれて、出社を推奨する企業が増えています。通勤スタイルの定番色といえば、白・黒・グレー・ベージュ・ネイビー・ブラウンなど。目立ちすぎず、きちんとした印象を与える反面、大人の女性が若々しく見える色とはいえません。
年齢に見合った落ち着いた印象は必要ですが、同時にはつらつとした印象も与えたいもの。今回は、WEARのコーディネート写真を例に、大人女性の通勤スタイルに適した色とコーディネートを見ていきましょう。
定番色ネイビーは「オールインワン」で攻める
出典:WEAR
寒色系のネイビーは、夏に向けて涼やかな印象を演出する色の1つ。真面目で信頼感を与える色だからこそ、「オールインワン」のようなクールで遊び心のあるアイテムで取り入れると、大人の余裕を感じさせる着こなしができます。
この写真のオールインワンの素材に使われている洋梨(ペア)の表面のような、ざらざらとした触感があることから名づけられた「ペアスキン」は、サラリとした着心地が魅力。伸縮性にも優れ、シワや型崩れを起こしにくいため、春夏の通勤スタイルにぴったりです。すっきりとしたVネックとフレンチスリーブで、大人世代の体型をさりげなくカバーしてくれます。
ベージュのノーカラージャケット(襟のないジャケット)を羽織り、柔和ながらもきちんとした印象にまとめています。ジャケットは、ジョーゼット素材ならではの滑らかな肌触りと程よい落ち感も◎。
春夏のブラウンはマニッシュな「ベスト」で
出典:WEAR
コットンシルク素材の白いシアーシャツとリネン素材のリラクシーなベージュのパンツに、ブラウンのベストを羽織ったスタイル。暖色系のブラウンは、女性が着用するとマニッシュでタフな印象になります。ベストに合わせて、バッグとシューズもブラウンでそろえれば、オフィスシーンにも使える落ち着いたスタイリングに。
通勤スタイルはパンプスが定番ですが、職場によってはサンダルという選択肢もあるでしょう。この写真では、トレンドのトングサンダルを合わせて、リラックスムード漂うスタイリングに仕上げています。
ライトブルーの「デザインシャツ」
出典:WEAR
ウエストのシャーリングでスタイルアップ効果抜群の、この写真の「デザインシャツ」は、お尻まで隠れる着丈なので、細身のパンツにマッチ。ボタンにパールが付いたトップスは、上品で華やかな雰囲気ながら、きびきびと動ける人という印象も叶えるコーディネートです。
細身のストレートなシルエットと細めの縦プリーツの効果できれいな美脚ラインを作るパンツは、通勤スタイルの強い味方。パンプスとバッグもベージュでそろえ、春夏らしい淡いトーンでまとめています。
ルミナスイエローの「ブラウス」
出典:WEAR
写真のブラウスのような優しいトーンのイエロー「ルミナスイエロー」は、日本流行色協会(JAFCA)が選んだ「2023年の色」。今シーズンは、イエローをカラーバリエーションに加えたアイテムが多いので、イエロー系を着てみたい!とお考えの方は、ぜひ自分好みのものを探してみましょう。
大きくボリュームのある襟が目を引くデザインブラウスは、顔周りを華やかに見せ、二の腕をカバーしてくれる優れもの。スカートにもパンツにも合わせやすく、通勤やリモートワークといったワークシーンはもちろん、デニムを合わせればカジュアルにも使えます。
白いスカート、ベージュのバッグというように、全身を淡いトーンでまとめ、ブラウンのパンプスで引き締めたこの写真のコーディネートは、上品でありつつも明るい雰囲気もある通勤スタイルの好例です。
濃いピンクの「Vネックニット」
出典:WEAR
その場が華やぐ、濃いピンクのVネックニットとベージュのワイドパンツのコーディネート。
この写真のニットはやや厚みのある片畦(かたあぜ)編みなので、体型を拾いにくく、ポリエステル素材なので長いシーズン着用することができます。
ワイドパンツは、すっきりした印象を与えるセンタープレス。ストレッチが効いているので、着心地も◎。デニムのように見える素材ですが、きれいめコーディネートにマッチするので、通勤から休日まで幅広いシーンで活躍するでしょう。
モノトーンコーデにパープルの「カーディガン」
出典:WEAR
ウエスト部分から裾が広がっているペプラムのドレスTシャツに、センタープレスで美脚効果を叶えてくれるワイドパンツを合わせたモノトーンコーディネート。ドレスTシャツは、大人女性が気になる二の腕とウエスト部分をカバーし、きれいなシルエットを演出してくれます。
ゆったりしたサイズ感のカーディガンは、写真のようにディレクター巻きにしてもよし、さらりと羽織ってもよし、春夏コーデに色を足したいとき、艶やかで上品なムードを呼び込んでくれるパープルを選択肢に加えてみて。
今回は、大人女性の通勤スタイルに適した色をテーマに、6つのコーディネートを見てきました。白・黒・グレー・ベージュ・ネイビー・ブラウンなどの定番色は、やや攻めたデザインのアイテムを選ぶと、無難になりすぎず、大人の余裕が感じられるおしゃれを楽しむことができます。
カラーアイテムを取り入れるときは、ボトムスよりもトップスの方が効果的。顔映りがよくなり、色のイメージをより一層強く与えることができます。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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