Q. 病院で処方された薬が余ってしまいました。燃えるゴミとして捨てても大丈夫でしょうか?

【薬学博士、大学教授が解説】病院で処方された薬が余ってしまった場合、どう処分すればいいのでしょうか? 燃えるゴミとして捨てても大丈夫か、分別方法はどうすればいいのか、病院や薬局での回収箱の利用などについて、解説します。

阿部 和穂

執筆者:阿部 和穂

脳科学・医薬ガイド

Q. 病院で処方された薬が余ってしまいました。燃えるゴミとして捨てても大丈夫?

処方薬のイメージ

薬が余ってしまった時、そのまま捨ててしまっても問題ないのでしょうか?(画像はイメージ)

身近だけれど、意外と知らない薬のこと。今回は、薬の捨て方についてお答えします。

Q. 「病院で処方された薬が余ってしまいました。どのように捨てればいいですか? そのまま燃えるゴミとして捨てても大丈夫でしょうか? 有害なものが発生したりしませんか?」
 

A. 大量でなければ、燃えるゴミとして処分して大丈夫

ほとんどの薬の有効成分や添加物は、ごく身近な「有機化合物」です。ものすごく大量でなければ、燃えるゴミに出して、焼却処分して差し支えありません。

ただし、金属やプラスチック製の包装シートや容器などは燃えるゴミではありませんので、自治体のルールに従って分けましょう。錠剤やカプセル剤は容器から取り出し、液体の飲み薬や目薬はティッシュペーパーなどに吸わせて丸め、燃やしてよいビニール袋に入れて可燃ごみとして捨てます。シップなどの貼り薬は、袋から出してそのまま可燃ごみとして捨てます。エアロゾルなどのスプレーは、屋外か換気のよいところで、中身を出し切ってください。そして、残ったシートや容器は、各自治体のルールに従って捨ててください。

なお、最近は、プラスチックとアルミで作られたPTPシートをリサイクルする取り組みとして、専用の回収箱を設置した病院や薬局があります。ゴミとして出すよりも少しだけ手間がかかりますが、可能な方はぜひ利用してください。
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