Q. 病院で処方された薬が余ってしまいました。燃えるゴミとして捨てても大丈夫?
薬が余ってしまった時、そのまま捨ててしまっても問題ないのでしょうか?(画像はイメージ)
Q. 「病院で処方された薬が余ってしまいました。どのように捨てればいいですか? そのまま燃えるゴミとして捨てても大丈夫でしょうか? 有害なものが発生したりしませんか?」
A. 大量でなければ、燃えるゴミとして処分して大丈夫
ほとんどの薬の有効成分や添加物は、ごく身近な「有機化合物」です。ものすごく大量でなければ、燃えるゴミに出して、焼却処分して差し支えありません。ただし、金属やプラスチック製の包装シートや容器などは燃えるゴミではありませんので、自治体のルールに従って分けましょう。錠剤やカプセル剤は容器から取り出し、液体の飲み薬や目薬はティッシュペーパーなどに吸わせて丸め、燃やしてよいビニール袋に入れて可燃ごみとして捨てます。シップなどの貼り薬は、袋から出してそのまま可燃ごみとして捨てます。エアロゾルなどのスプレーは、屋外か換気のよいところで、中身を出し切ってください。そして、残ったシートや容器は、各自治体のルールに従って捨ててください。
なお、最近は、プラスチックとアルミで作られたPTPシートをリサイクルする取り組みとして、専用の回収箱を設置した病院や薬局があります。ゴミとして出すよりも少しだけ手間がかかりますが、可能な方はぜひ利用してください。