嫉妬心からついつい悪口まで。自己嫌悪に陥って……
ダイエットに成功した友人に
「産むたび太ると夫に言われて不快な思いをしてきたんですが、それは事実だからなんですよね、今思えば」そう言って苦笑したアキコさん(42歳)。結婚して11年、9歳と6歳の子を育てながら、家事にパートにと奮闘している。
「夫もそこそこ家事育児をしてくれるし、忙しいけど特に不満のない生活です。ただ、子どもを産むたびに太ってしまって、今はベスト体重+10キロ。まずいなあと思いながらダイエットできずにいるんです」
そんな中、久々に会った学生時代の友人がすらりとスリムになっていたことにびっくり。聞けばコロナ禍をチャンスとして、3年で12キロ痩せたとか。
「すごい、よく頑張ったねと言いましたが、内心は嫉妬でメラメラしている自分を感じていました。その後、共通の友人とその話になったとき、『でもさ、痩せるのって健康にはよくないでしょ』と言ってしまったんです。それが当人に伝わって、『私はリモートでトレーニングも欠かさず、健康的に筋肉をつけたの。妙な噂は流さないで』と怒られてしまいました。確かに彼女はとてもきれいに筋肉のついた美脚だった。昔は私もプロポーションがいいと褒められていたんです。でも今は見る影もない。明らかに嫉妬から言ってしまった一言でした」
人の成功を妬んで悪口を振りまくなんて最低。すっかり落ち込んだアキコさんは、ようやく一念発起し、スポーツジムに入会したと言う。
>事情も知らず、妬みの言葉を口にしてしまった。