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3泊4日でも丸3日遊べる! ドバイ満喫スケジュール
観光スポットが毎年続々誕生するドバイ。世界一高い建造物「バージュ・カリファ」をはじめ、今やなんと400以上の“世界一”があります。いつ訪れても新しい刺激に満ちています。そんなドバイの3泊4日のスケジュールは以下のとおり。【エミレーツ航空利用/羽田発着の場合】
1日目:0:05羽田発~06:20(※)ドバイ着、アクティビティ&観光、ホテル泊
2日目:アクティビティ&観光、ホテル泊
3日目:アクティビティ&観光、ホテル泊
4日目:7:50ドバイ発~22:35羽田着
(※2023年6月2日~2023年10月1日はEK313便は5:50にドバイに到着)
スケジュールを見るとわかりますが、往路が深夜便なので、3泊4日で、ほぼ丸3日遊べるんです!
取材時(2023年3月)は成田-ドバイ線を利用しましたが、往路・復路ともに数時間の違いで現地での過ごし方は大きく変わりません。以下参考までに成田と関空のスケジュールです(2023年4月10日時点)。
- 【成田】往路/成田22:30~ドバイ着4:45、復路/ドバイ発2:40~成田着17:35
- 【関空】往路/関空23:45~ドバイ着5:15、復路/ドバイ発3:00~関空着17:15
【1日目・朝】到着は早朝!まずはホテルへ
深夜便でドバイに到着すると6:20。早朝でも空港は人がいっぱい。マスクの着用は早くから任意なので、付けている人はほとんどいません。アラビア語がそこかしこにあって、「外国に来た!」とテンションが上がります(とはいえ、在住者の8割以上が外国籍のグローバルシティなので、基本的に英語が併記されているのでご安心を!)。できればホテルをアーリーチェックインの手配をしておくのがおすすめ(場合によっては1泊分の宿泊料金が必要)。荷をほどき、シャワーを浴びて、体調などによっては1~2時間の仮眠をとってもよいかもしれません。
【1日目・昼前~夜】ヨットクルーズ&街歩き
ひと休みしたら、いざドバイの街へ。まずはランチも兼ねて、イクスクルーシブヨット社のヨットクルーズへ。ヨットクルーズは乗っているだけなのでラクチンですし、とにかく優雅な気分になれるのでおすすめ。今回はドバイマリーナを出発して、ドバイの象徴ともいえるヤシの木の形をした人工島「パーム・ジュメイラ」をぐるりと一周するコースです。
クルーズ中は、世界唯一の7つ星ホテル「バージュアルアラブ」といったドバイを象徴する“世界一”のランドマークをたくさん見られます。さらにそこかしこで新しいビルを建設中で、街全体にエネルギッシュな空気が満ちています。
今回はランチ付きのコースを利用。ほかにも朝9時発の朝食コースから、夜9時出発の夜景コースなどさまざまなツアーがそろっています。 ヨットクルーズで街の雰囲気を感じたところで、軽く街歩きも。 のんびり歩くのにおすすめなのが、倉庫街を改装した「アルサーカル・アベニュー」。アートギャラリーやカフェが立ち並ぶ、近年人気上昇中のスポットです。おしゃれながら気取りすぎない心地よい雰囲気でほっとします。 話題のスポットなら、人工島パーム・ジュメイラを上から眺められる展望スポット「ザ・ビュー・アット・ザ・パーム」もおすすめ。わずか45秒で240メートル(52階)へ着くと、そこには息をのむ光景が待っています! すでに初日から盛りだくさんですが、日本を出発してからは24時間近く経っているはず。この日の夕食はホテルのレストランなどで済ませて、早めに休みましょう。
【2日目・午前】感動のデザートサファリへ
ドバイ2日目は、旅のハイライトの1つ、デザート(=砂漠)サファリへ。実はドバイはそのほとんどが砂漠です。市街から車で1時間も走れば、砂漠の真ん中に到着。人工的なきらびやかな街とナチュラルな風景とのギャップもまた、ドバイの魅力なのです。今回は、デザートサファリのアクティビティツアーを行っているバルーン・アドベンチャーズ・ドバイの「シェアードホットエアバルーン」を体験しました。
気球は朝の空気が安定している時間に行うのが一般的。まだ夜も明けきらないうちにホテルを出発します。取材は3月でしたが、砂漠の朝はビックリするほどの寒さ。防寒対策はしっかりとしてくださいね。もてなしのコーヒーとデーツで目を覚ましつつ、ドローンショーを見ていたら、すぐに夜も明けてきました。
太陽が昇ると、あっというまに気温が上がり、気球ライド中は快適です。
気球から見えるのは、「世界は広い」と実感できる絶景です。取材時は風も少なく、とても安定していました(もちろん、風が強いのに無理して飛ぶことはありません)。
砂漠といっても冬なのでところどころ緑が生えていて、想像していた砂漠とはまた少し違いました。時折、バルーンに火を入れるゴオーッという音がする以外は無音で、ただひたすらに穏やかで美しい時間が流れています。
約1時間の大空散歩のあとは、砂漠のキャンプで朝ごはん! 会場まではヴィンテージランドローバーで砂漠を疾走し、ちょっとした冒険気分です。
砂漠の真ん中に突如現れるキャンプが朝食会場です。 朝食はブッフェスタイルで、好きなものを好きなだけ食べられます。
キャンプの横では、キャメル(ラクダ)ライドも楽しめます。ラクダは立ち上がるときとしゃがむときの衝撃が大きいので、ぜひスリルも楽しんでみてくださいね。
今回は早朝発のツアーでしたが、夜に砂漠に泊まってからの気球体験や貸し切りなどもあるので、スケジュールや興味に合わせて選んでみてください。
【2日目・午後】ホテルでのんびり&再び街へ
充実のツアーを終えて戻ってもまだ昼前。朝早くから行動すると1日が長くて得した気分! しばしホテルで小休止。せっかくなら宿泊ホテルのプールやスパも楽しんでみては? 夕方からはまたおでかけ。16:00過ぎに向かったのはエミレーツゴルフ場。この中にあるスポーツ&エンターテイメント施設「トップゴルフ・ドバイ」は、テクノロジーを駆使したミニゴルフゲームが可能。テンションとしてはボウリングに近く、みんなで行くと盛り上がりますよ。 その後は夕食をとり、ホテルへ。いよいよ明日は観光やアクティビティが楽しめる実質最終日です!【3日目・午前】最終日!最新ウェルネススポットへ
3日目はトレンドスポットへ。2023年は「ウェルネスツーリズム」という健康志向の旅スタイルが注目されていますが、ドバイにも健康や美にうれしいスポットが多数。朝一でロスト・チェンバーズ水族館(アトランティス・ザ・パーム内)での「アンダーウォーターヨガ」に参加すれば、すっきり1日をはじめられます。 高さ世界一の360度見渡せるインフィニティプール「オーラ・スカイプール」もおすすめ。日によっては、ここでもヨガなどのウェルネスプログラムを楽しめます。【3日目・午後】定番ショッピング&ラストディナー
旅の最後はショッピングもお忘れなく。毎年1億人以上が訪れる世界最大級のショッピングモール「ドバイモール」でお土産ハンティングとまいりましょう。おすすめはデーツ専門店の「bateel(バティール)」。デーツはなつめやしの実で、最近は栄養たっぷりのスーパーフードとして日本でも人気を集めています。
おしゃれなお土産なら、パティスリー「VIVEL(ヴィヴェル)」。お茶やアラビアンスイーツは見た目にもキュートです。
ちなみにドバイモールでも、毎日18時から30分ごとに噴水ショー「ドバイファウンテン」を実施しています。こちらは世界で最も高い噴水ショーで、高さは最大150m! 世界で一番高い建物であるブルジュ・ハリファを背景にしたショーはとても絵になり、買い物ついでに見に来る人で毎回大にぎわいです。 ドバイは食の豊かさも魅力の1つ。在住者の8割以上が海外国籍だけあって、アラビア料理も世界の料理も選り取り見取り。手頃なストリートフードもありますし、インスタ映えするスイーツもいろいろ。予算や気分で選べます。
最後の夕食は、2022年に発売された中東初のミシュランガイドに、わずかオープン3カ月で掲載された話題店「アヴァタラ」で、特別感のあるディナーはいかが?
楽しめるのはベジタリアン・インド料理のコース。全16品はそれぞれにストーリーや思いがあり、アートのような美しさ。五感が心地よく刺激されます。 食事を終えてホテルへ帰ったらパッキングして就寝。早朝の飛行機でドバイを発つと、その日の夜には日本です!
3泊4日でドバイを満喫するヒント
なかなかの弾丸ですが、現地でほぼ丸3日あるので、かなりの濃密さ。取材時も1週間くらい日本を離れていたような気分になりました。日程が短い旅なので、時間と体力は有効に使いたいもの。次のような手配をするのもおすすめです。1. 送迎の手配をしておく
久々の海外、かつまだ眠い早朝着便。出発も早朝なので、空港からホテルへの送迎は手配しておくと安心かも。今回送迎をお願いしたのはエミレーツ・グループの「アラビアン・アドベンチャーズ」。空港送迎は日本語を話す担当者が出迎えてくれるので安心。送迎以外にツアー手配などもお願いできます(日本での問い合わせは、アラビアン・アドベンチャーズ日本総代理店ワールドコンパスへ)
2. 有料の空港ラウンジ利用する
エミレーツ航空の場合、エコノミークラス利用でも有料(100~150ドル程度※空港・条件により異なる)で、空港ラウンジの利用ができます。羽田便は早朝発なので不要かもしれませんが、成田や関空発着は復路の深夜便で利用するのも一手。ラウンジはシャワーもあり、食事もとれます(シャンパンも飲み放題!)。ホテル延泊よりお得なケースが多いので、レイトチェックアウトができない場合などにも便利です。
3泊4日で大満足のドバイ旅行。今回のプランはあくまで一例ですが、街歩き以外にヨットクルーズやデザートサファリといったアクティビティも多めに入れたのがポイントです。ぜひプランニングの参考にしてみてください!
ドバイの観光情報HP:Visit Dubai
取材協力:ドバイ経済観光庁
※取材内容は2023/3取材時のものです。最新の料金やスケジュールはHPで確認してください。