シンプルに暮らすことを心がけよう
ミニマムとは最小や最少、最低限を意味する言葉です。そして今、余計なモノを持たず、最低限必要なモノだけを持って暮らす「ミニマムライフ」が再び注目を集めています。ミニマムライフの目的とは、将来を見据えて無駄なくシンプルに暮らすことです。なるべく身の回りのモノを減らしていく「終活」もそのうちの1つともいえるのではないでしょうか?
私たちは生活の中で、モノに頼り過ぎていることが少なくありません。ムダを省いて生活することで、お金のムダもセーブすることができるのです。
使わないモノがあるなら、思い切って処分を
まず、取り組んでほしいのが身の回りをスッキリさせることです。とはいえ、難しく考える必要はありません。不要なモノを処分すればよいだけです。もう使わないモノがあるなら、思い切って処分することが大切です。このとき、ポイントとなるのが処分の仕方です。
不要なモノを処分するときには、現金化できるものは現金化する。有料で処分しなければならないモノは、自治体などで格安で回収してくれる日に回収してもらうなど、できるだけ費用を抑えて処分することを考えてください。
私たちは複数の家電製品と共に生活していますが、壊れたら買い換えるのが一般的になっています。ただ、同じような機能を持った製品があれば、絞り込んで1つの製品だけ残すのも手ではないでしょうか。また、家電製品に限らず、不要なモノは処分していきましょう。
そもそもの話にはなりますが、処分の前にまずは「買い物の習慣」を見直すことも大切です。
特定のブランドショップやお店の常連になると、季節ごと、新製品が発売になるごとに案内が届き、店舗にお邪魔することになります。ただ、いくら新製品とはいえ、必ずしもそのモノが必要なわけではありませんよね?
ショッピングがストレス解消になるという人もいるかもしれませんが、購入するときには、本当に必要なモノかを考えてからにしましょう。毎回、購入していると使っていないバッグや洋服がたくさんあるのではないですか? 結局使わずに処分してしまうようなモノにお金をかけても意味はありません。購入は、本当に必要なときまで待ちましょう。
狭い部屋に引越しをして節約する
要らないモノを処分したら、自宅に空きスペースが生じるかもしれませんね。もし賃貸で部屋が余ってしまった、空間が多くなったというときには、思い切って住み替えるのも手です。SUUMOのデータによると、東京都品川区の駅徒歩1~5分の賃貸物件の相場は、3LDKは36.5万円、2LDKは27.3万円という結果になっています。
【参考サイト】https://suumo.jp/chintai/soba/tokyo/sc_shinagawa/
この賃料で3LDKから2LDKに引っ越した場合、1カ月の差額は約9万円。年間では約110万円も節約することができますので、節約効果は絶大です。
賃貸物件は部屋の数が1つ違うだけで家賃も大きく変わってきます。自宅にスペースができたら、住み替えを検討してもいいですね