ポイント1:死に金(しにがね)は使わない
仲間との集まりに呼ばれて飲み会に参加した、雨が降ったので傘を買った、暇だったのでカフェでお茶をしたなど、誰もが一度や二度は経験したことがあるのでは?ただし、本当にそれらをやってみて、よかったと思いましたか?
仲間との集まりが本当に集まりたい席であったならよいのですが、行かなくてもよかったと思ったなら、それは死に金。無駄遣いです。雨の日に傘を買うことは、いたって普通のことですが、家に不要なビニール傘が増えてしまい、処分しているという人も多いでしょう。カフェでお茶をするときにも、ただの暇つぶしでは時間もお金ももったいない。これらは、いずれも死に金です。
死に金は、生活する上で不要なお金に分類されます。
たとえば、飲み会に誘われたときには、本当に行きたいのか、今月のお小遣いの範囲内なのかを考えてください。傘は会社に置き傘する、出かけるときには折りたたみ傘を持参すればOKですよね。暇つぶしにカフェなどに入るときには、ただスマホをいじるのではなく、勉強したり、仕事や読書の時間にあてたりすれば、カフェでの飲食代は必要なお金となります。
日常生活の中で、死に金が増えるのはもったいないこと。ちょっとした注意で死に金を払わずにすみますよ。
ポイント2:本当にマイホームは必要か考えよう
マイホーム購入のために、お金を貯める人が多いようです。とはいえ、中には親との同居や相続でマイホームを2つ以上所有することになってしまったなどで、「買ったけどマイホームは要らなかった」という声を聞く機会も多くなっています。マイホームを購入する前には、自分の身の回りで受け継ぐ土地や家屋がないのか、本当に購入する必要があるのかを考えましょう。まずは、両親等と相談することをおすすめします。
今は離れて暮らしている親子であっても、将来的に「親の家を受け継ぐことが決まっている」「親が同居を希望する可能性がある」のであれば、ローンを組んでマイホームを購入することは熟慮する必要があるでしょう。
マイホームは人生で最大の買い物です。無理に購入する必要はありません。マイホームを購入するかしないかは、貯蓄額に大きく影響しますので、慎重に考えてください。
マイホームを買いたいと考えている人は多いのですが、無理して買うのはNG。高額なローンを組むことになるのですから、本当に必要かどうか、じっくりと考えることが大切です
ポイント3:流行に左右されない
年齢を重ねることで、それなりの商品を身につける、身につけたいと意識する人は少なくありません。実際に、年齢やその場にふさわしい身なりをしている人には好印象を抱きますし、ビジネスの場であれば、信頼を得やすくなります。実際に、そういった理由からブランド品を購入するケースも多いのではないでしょうか。しかし、流行ばかりを追って身につけるものを買い替えていると、余計にお金を使ってしまうことに……。
40代を迎えたら、流行に左右されない定番で品質の良い商品を選ぶことをおすすめします。こういった品の場合、流行に左右されることはありませんし、仕立ての良い服ならば、相手に与えるイメージも良いハズです。アクセサリーなども、年齢にふさわしいものに買い替えて、長きにわたり使い続けることを心がけてください。多少高くても長い目でみれば、出費を抑えることができますよ。