お金持ちは人材=人財と捉えている
お金持ちは、もちろんお金を貯蓄していますが、それと同時に大切に積み重ねているのが、人との関係なのです。人材という言葉をご存じだと思います。ただし、この言葉を掘り下げていくと、人材の「材」という言葉には、原料のことや才能という意味があるのです。人はただの会社を儲けさせるためのツールではなく、会社を成長させる才能であることが分かります。
お金持ちの場合、この「材」の意味がちょっと違い、「財」をイメージしています。
「財」という言葉には、生活になくてはならないものやお金や財産という意味があるのです。つまり、人は財産であると捉えて人とのつながりを大切にしているのです。
実際に、いくら業績が良くても業務に取り組む人がいなければ会社は回りません。また、万が一のときにアドバイスするのも人です。もちろん、最近ではAIを活用する会社も少なくありませんが、直接、人とつながることでヒントを得られることをお金持ちは知っています。
企業の財産は、ヒト、モノ、カネと言われるくらい、人は大切です。個人であっても、人とのつながりを大切にすることで、自分の人生を豊かに彩ることができますよ。
お金持ちは時間をムダにしない
ことわざに「時は金なり」というものがありますよね。このことわざは、時間はお金と同じということなのです。私たちは、時間が空いてしまったとき、カフェに入って無為にすごしたり、目的もなくダラダラとテレビや動画を見たりして、時間を浪費することは少なくありません。
ただ、お金持ちの場合、時間=お金ですので、むやみに消費しません。
時間が空いたときには読書をする。細切れ時間でできるメールの送信や電話など、スキマ時間内でできる仕事を行います。もちろん、カフェへ入ることもテレビを見ることもしますが、それは、時間を潰すことが目的ではありません。
人とのつながりや時間は、誰もが平等に得られるものです。今から、人とは真剣に向き合う、時間をムダにしないことを心がけてみましょう。