家族や友人が紛失した「iPhone」を探してあげる方法

自分の身近な人がiPhoneを紛失してしまった。そんなとき、もしあなたがパソコンやiPhoneを持っているのなら、ぜひ探すのを手伝ってあげましょう。

iPhoneには「探す」というアプリが備わっており、現在地を地図から探したり、メッセージを送ったり、遠隔でロックや初期化したりできます。

特別なアプリも不要で、Webブラウザからでも簡単に操作ができます。この記事が、知人友人の助けになれば幸いです。
 

紛失したiPhoneを見つける方法

もしお手元にMac、iPhone、iPadなど、Appleデバイスがあるのであれば、ぜひ「探す」アプリを活用しましょう。インストールしていない場合は、以下のリンクから無料でダウンロードできます。

ダウンロードリンク：アプリ「探す」 - Apple（無料）

1. 
アプリを起動したら画面下のメニューから「自分」をタップ。画面を一番下までスクロールして「友達を助ける」をタップします。
2. 
Safariが開きますので、「サインイン」のボタンをタップします。

あるいは公式Webサイトから「探す」こともできます。以下のリンクからAppleの公式サイトにアクセスしてください。

リンク：デバイスを探す - iCloud

3. 
サインイン画面になりますので、iPhoneを紛失した人のApple IDとパスワードを入力します。
4. 
すると地図が表示され、登録してあるデバイスの現在地が表示されます。

5. 
デバイスを検知できれば、簡単な操作を遠隔で実行できます。 例えば「画面をロックして、メッセージを表示する」「デバイスの情報を完全に消去する」といったことが可能。悪用されるリスクを減らすことができます。
 

事前に位置情報を共有していれば「人を探す」からでも可能

事前に、友人とあなたとで互いの位置情報を共有しておけば、「探す」アプリを使って簡単に場所を特定できます。

「いや、友だちといえども位置情報を共有するのは嫌だよ」という方。もっともな意見です。しかし、ずっと共有しておかなくてもいいのです。

例えば友人たちとスノーボードをしに雪山にきたとき。その旅行中だけ限定的に位置情報を共有しておけば、万が一どちらかのiPhoneがなくなっても、簡単に見つけられる安心感を獲得できます。

事前の設定方法は簡単。

1. 
「探す」アプリを開き、画面下のメニューから「人を探す」をタップ。出てきたメニューから「位置情報の共有を開始」を選択します。位置情報を共有したい相手を検索して「送信」を選択します。
2. 
位置情報を共有する期間を設定します。「1時間」「明け方まで」「無制限（あとから解除可能）」の中から選択しましょう。
3. 
すると相手側に「位置情報を共有するかどうか」のリクエストが飛ばされますので、これを許可してもらえれば、設定は完了です。

これで、設定した期間内であれば、「探す」アプリの地図からお互いの位置を把握できます。もしデバイスを紛失しても、地図から簡単に探し出せますね。