鉄道の切符の種類と買い方

鉄道旅行には切符が不可欠であるが、どんな切符をどんな風に購入すればいいのか、ここで基本をまとめておきたい。

乗り降り自由な切符(内容と買い方)

18きっぷ
「青春18きっぷ」は乗り降り自由な切符の代表だ
鉄道旅行を気ままに楽しむには、乗り降り自由な切符があれば便利だ。乗り降りするたびに切符を買う手間も省けるし、そのたびに運賃を取られたのでは割高になってしまう。

まず、思いつくのが有名な「青春18きっぷ」だ。全国のJR路線が、乗り放題となれば、食指が動く。ただし、期間限定(学校の長期休業期間中心)なのと、普通列車(各駅停車と快速列車)限定という制限付きだ。これを知っての上ならお買い得である。

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これに似た切符として、首都圏中心の「ホリデーパス」、名古屋中心の「青空フリーパス」、他には、「四国再発見早トクきっぷ」がある。

土日きっぷ
JR東日本の「土日きっぷ」は特急にも乗れる
特急にも乗れるフリー切符なら、「北海道フリーパス」、JR東日本の「土日きっぷがお得だ。50歳以上の会員限定だが、JR東日本の「大人の休日倶楽部会員パス」は3日間乗り放題(特急指定席も可)で使用範囲もJR東日本全線+函館まで+北陸と広範囲の上、12000円ときわめてお得なパスだ。

 

いすみ鉄道一日フリー乗車券
多くの鉄道会社では全線乗り放題のフリーきっぷを企画している。写真は千葉・いすみ鉄道のもの

指定席の予約方法

乗車日の1ヶ月前の午前10時から全国のJR「みどりの窓口」で発売というのが原則だ。人気列車は、発売後数秒で完売となったりする。

JR東日本の「えきねっと」なら1ヶ月前のさらに1週間前から予約登録を受け付けてくれる。1ヶ月前の午前10時に窓口に並べない人にとっては便利なシステムだ。但し、寝台列車の個室は「えきねっと」では申し込めない。JR西日本では、JR「おでかけネット」が「えきねっと」と似たサービスを展開している。

N700形新幹線
東海道新幹線は「エクスプレス予約」のチケットレスで乗車するビジネスパーソンが増えている
新幹線の予約に関しては、携帯電話で列車の予約ができるモバトク(モバイルSuica特急券)やJR東海のエクスプレス予約(EX-ICサービス)でチケットレスが、とりわけビジネスパーソンの間で急速に一般化しつつある。

紙の切符で乗車するよりも安いとのふれこみであるが、いずれも新幹線のみで、新幹線乗車駅までの在来線の運賃は含まれていないことに注意したい。紙の切符なら東京山手線内あるいは東京都区内発着の乗車券があれば、在来線の当該区間運賃も含まれるが、携帯のチケットレスは、在来線運賃は別途払わなければならない。区間によっては、チケットレスでの割り引き以上の出費となり、合計金額では損をする場合も出てくる。