芸能人にも多い年の差婚! 結婚生活のコツ3つ
年の差婚が注目される昨今。うまくいくコツはある?
そこで今回は、年の差カップルから夫婦になった2人が、ずっと仲良しでいられるためのコツを指南します。年齢差があるからこそ、気をつけるべきことは何でしょう?
その1:あらゆる違いは「受け入れる」のではなく「受け止め」よう
異なる環境で育ってきた2人が一緒に生活するのですから、そこに違いが生じるのは当然のこと。年の差夫婦には「育ってきた時代」の違いもプラスされるため、互いの「常識」そのものがズレている可能性もあります。たとえばLINE。LINEのない時代を過ごしてきた昭和世代は、頻繁にやりとりする習慣がありません。しかし1日に何度もLINEをすることが当たり前の平成世代にしてみれば、すぐに返事がないと「既読スルー」されてように感じてしまうかもしれません。
結婚生活においても、昭和世代には「夫が稼ぎ、妻は家事をする」価値観を持った男性が少なからず生息します。対して平成生まれの若い世代は男女の役割を決めつけない人が多く、共働きで家事や育児も夫婦共同体制という考え方がデフォルトのようです。
年の差夫婦の場合、なんとなく年上の側がリードし年下の配偶者が合わせるスタイルになりがち。しかし一方ばかりに負担や責任がかかり、もう一方が依存(あるいは従属)するような関係は、お互い不自由な思いをすることになるので、おすすめしません。
いくら愛情があっても、自分と違う相手の習慣や価値観を無理して受け入れる必要はありません。「この人はこういう考え」と一歩引いて理解し「受け止める」だけで充分です。くれぐれも、どちらが正しいかをジャッジしないこと。どちらに合わせるのがいいか、合わせなくても問題ないか、面倒でも必ず意識のすり合わせをその都度行いましょう。
慣れ親しむうち、次第に「違い」を面白がるように心が変化してくればしめたもの。その頃には、年の差なんて気にならない、誰よりも分かり合える夫婦になれるはず。
その2:ライフステージの「ズレ」を適合させよう
年の差のある夫婦には「出産」「子育て」「親の介護」「自身の老後」といったライフステージのズレが随所に生じます。妻が年上ならば、肉体的に出産のタイムリミットを考慮し、早めに計画を立てる必要が出てきます。夫が年上ならば、妻が若いうちに定年後のセカンドライフがやってきます。寿命と年齢差は必ずしもイコールとはなりませんが、相手を見送り、余生を独りで生きる可能性は、若いほうが高くなるでしょう。
未来の人生計画は、どれほど綿密に考えようとその通りになるとは限りません。だからこそ、何が起こっても慌てず対処できるよう、夫婦で計画を立てておきましょう。その際は、起こりうるアクシデントに備えるだけでなく、幸せな未来も一緒に描いて。
その3:うまくいっている「年の差夫婦」を見習おう
周囲にあなたと同じような年の差夫婦がいるならば、積極的に相談したり情報交換したりしてみて。学べる点はきっとあるはず。芸能界にも、加藤茶さん&加藤綾菜さん(45歳差)、濱口優さん&南明奈さん(18歳差)夫婦など、うまくいっている年の差夫婦はいます。しかも有名人の年の差夫婦は、メディアで話題になったりSNSでライフスタイルを見せているので、参考になる情報を得やすいのもメリットです。
年下にとって、年上のパートナーは頼りになります。体験や知識も多いため、自分の知らない世界を見せてくれる存在です。年上にとって、年下のパートナーは励みになります。若い感性は新鮮で、一緒にいると自分まで若返ったような気分になれるでしょう。
縁あって一緒になった相手が「すごく年上(または年下)」であることは、あなたの人生において必ずプラスになるはず。誰とも比べることなく、2人ならではの「かけがえのない家族」になれることを願います。
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