メルカリの使い方

メルカリで高く売れなくなってしまう3つのNG行為

メルカリは出品の仕方によって、思ったよりも高く売れない、あるいは売上金が予想以上に少なくなることがあります。メルカリで高く売るために“やってはいけない”3つのNG行為を解説します。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

メルカリで高く売れなくなってしまうNG行為

メルカリで高く売れなくなってしまうNG行為

メルカリに出品する以上「少しでも高く売りたい!」と思うのは当然のことでしょう。しかし出品の仕方によっては、思ったよりも高く売れない、あるいは売上金が予想以上に少ないこともあります。

本記事では、メルカリで高く売るために“やってはいけない”NG行為を3つのポイントに絞って紹介していきます。
 

前提:商品写真や出品者の評価に関係ないところで、高く売れにくくなることがある

メルカリで商品を売れやすくするためには、出品者の評価や商品写真の見栄え、商品説明の丁寧さなどが関係してきます。また値下げ交渉に応じるか、マイルールが多くないか、などもポイントになってくるでしょう。

しかし「高く売る」となった場合には、少し考え方が異なります。出品者の評価が高くても高く売れないこともあります。いくら商品写真が魅力的でも、高く売れない商品があるのです。
 

高く売るためにしてはいけないNG行為1:季節を無視した出品

メルカリでは、メルカリ社が定めている出品禁止物以外であれば、出品するのは自由です。ただし出品したとしても、需要がなければ高く売ることは難しくなります。需要は季節も大きく関係していますので、まずは出品物と季節がマッチしているかを確認しましょう。

例えば、スキーやスノーボードなどウィンタースポーツで使うものは、夏に出品しても需要はあまり高くありません。逆に冬にサンダルやかき氷機は使う機会がほぼないので、需要は低いといえます。

もちろん全く売れないわけではありません。需要が少なく、相場が下がる時期を狙って買うユーザーもいます。しかしそのようなユーザーは、「この時期に出品するということは、出品者はよほど売りたいのだな」と考えます。結果、値下げの依頼がきて、思った以上に安い価格で販売することにつながってしまうのです。需要が少ない、季節逆転のタイミングでの出品は避けたほうがいいでしょう。
 

高く売るためにしてはいけないNG行為2:出品のタイミングを逃す

人気商品には2つのタイプがあり、(1)定番商品でずっと一定の人気があるもの、(2)世間で話題になって一時的に人気商品になるもの、に分けられます。定番の人気商品なら、いつ出品しても一定の価格で売れることが多いのですが、一時的に人気になったものは、タイミングを逃すと一気に価格が下がってしまいます。

例えば、人気のアニメキャラクターのアイテムや話題のコラボ商品などです。話題になっているときに売れば販売価格も高いのですが、熱が冷めてしまったタイミングでは価格は大きく下がります。

筆者の娘が、ある映画のぬいぐるみをメルカリに出品したときのこと。映画が話題になっているときにすれば高値だったのですが、出品せずタイミングを逃してしまいました。その後は送料を引いたら全く利益が出ない状態になっていました。欲しくて買った商品なので、出品したくない気持ちは理解できます。ここは踏ん切りも必要なのですが、出品のタイミングは非常に大切です。

ちなみにその商品は映画の主演俳優に関係したものだったので、映画に関係なく「◯◯さんセット」として出品をしたところ、売ることができました。このように売り方を変えれば、タイミングを逃しても売れる可能性はあります。
 

高く売るためにしてはいけないNG行為3:送料が高くなってしまう梱包

高く売るためというよりは、売上金を多く得るためになるのですが、梱包には注意をしなければなりません。梱包をしたらサイズが大きくなり、送料が高くなってしまったということは意外と多くあります。

特に注意をしたいのが、厚さです。メルカリ便のネコポスやゆうパケットでは厚さが3cmまでと定められています。出品時にはこのサイズに収まると思っても、いざ梱包をしたら厚さ3cmを超えてしまうことも。そうなると、宅急便コンパクトやゆうパケットプラスで送ることになり、送料が2倍以上になってしまいます。

重さにも注意が必要です。以前筆者がムック本を数冊セットで出品したとき、厚さばかりに気を取られてしまい、重さをオーバーしてしまったことがありました。ネコポスやゆうパケットの重さは1kgまでなのです。

参考:ゆうゆうメルカリ便(ゆうパケット)について

現在はゆうパケットポストがあり、この場合、重さは2kgまでです。もし重さが気になるようならば、ゆうパケットポストを利用しましょう。専用の梱包材などが必要ですが、全国一律215円(税込)で発送できます。

参考:ゆうゆうメルカリ便(ゆうパケットポスト)について

送料の負担を大きくしないためには、できるだけコンパクトに梱包する必要があります。例えば箱に入っているものならば、箱をたたんだり、箱なしにしたりして発送することもできます。

どうしてもサイズが大きくなってしまうものに関しては、出品する時点で送料がいくらかかるのかをしっかりと確認しましょう。販売価格に反映できるなら、売上金を落とさずに済みます。

メルカリで少しでも高く売るためには、出品前に考慮しなくてはならないことがあります。それを無視してしまうと、思ったような売上につながらない可能性も。出品時には、ぜひ今回のNGポイントを意識してみてください。


 
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