メルカリの3大ストレスは「値下げ交渉」「売れない」「梱包発送」
2000万以上のユーザーが利用しているメルカリは、それぞれが思い思いに活用をしています。価値観の違いもありますし、ライフスタイルや習慣の違いもあるので、自分の考えと合致しないことも少なくないでしょう。さらにメルカリには「ローカルルール」と呼ばれるユーザー同士のルールも存在して、それがトラブルのもとになってしまうことも。写真を撮って説明文を考え、苦労してメルカリに出品したにもかかわらず、なかなか売れないとイライラしたり、がっかりしたりもします。やめ時もはっきりしないので、中途半端な気持ちになることもあるでしょう。
加えて商品の梱包や発送の作業もあるので、これが面倒との声も少なくありません。商品をどうやって梱包すればいいのか分からないですし、送料が思ったよりも高くなってしまって、売上金が少なかった!なんてことも。
筆者自身も長年メルカリを使っていますが、「値下げ交渉」「売れない」「梱包発送」に関してはストレスを感じてしまうこともあります。そのためこの3つをメルカリの3大ストレスと定義してみました。どうやって解決していくのか。まずは値下げ交渉のストレスから解説していきます。
「値下げ交渉」の解決方法
値下げ交渉はメルカリでは頻繁に行われるので、出品すれば値段を下げることになる、ある程度値下げありきだろうなと思っている人もたくさんいます。それでも、極端に安い価格での交渉やタメ口でのコメントなど、出品者がモヤッとすることもあります。筆者の場合、「値下げできますか?」と聞かれて「○○円でいかがでしょう?」と提案したときに「検討します」と言われるのは本当にストレスです。
一方で、購入希望者から価格を提示されるのを嫌う出品者もいますから、値下げ交渉については考え方の違いが大きく関係しています。
値下げ交渉自体が面倒と感じるならば、プロフィールか商品の説明文に「値下げ交渉不可」と書いてしまいましょう。そうすれば、交渉されることはほぼありません。ただ中には、プロフィールを見ないで値下げ交渉をしてくるユーザーもいます。その場合には、「プロフィールをご覧ください」と返事をしましょう。
値下げ交渉では、どのくらいまで下げればいいのか悩みますし、断るのも気が引けるという声もあります。だからこそ煩わしいと感じてしまうので、最初から値下げ交渉をシャットアウトしてしまいましょう。値下げ交渉はメルカリの公式ルールではないので、断っても何らペナルティはありませんから、その点は安心です。
「商品が売れない」の解決方法
メルカリに出品するということは、それを売る意思があるということ。むしろ売る気満々で出品するので、売れないとがっかりしてしまいます。ではなぜ、なかなか売れない商品があるのでしょうか。メルカリで商品が売れない理由は、大きく2つに分けられます。
■値段が高すぎる
販売価格が高すぎると、買ってくれる人はなかなか現れません。よほどレアなものなら別ですが、多くのユーザーは他の出品物とも比較をするので、それよりも高いと手を出してこないことが多いです。まずは同じような商品を検索してみて、いくらで出品されているのか確認しましょう。相場が下がっているようならば、それに合わせて値段を下げていきます。
出品から時間が経っていると、出品時よりも相場が下がってしまうこともありますから、時々相場をチェックしてみるのもおすすめです。
■需要がなさすぎる
商品によっては、ほとんど需要がないものもあります。例えば季節に関連した商品です。冬なのに夏に使うものを出品しても、買い手がつきにくいので、季節が合っているかを考えてみましょう。需要はあっても、他にたくさんの商品が出品されていると、その中に埋もれてしまいます。この場合は再出品をして、上の方に表示させるような工夫が必要になってきます。
「梱包や発送」の解決方法
梱包や発送を面倒と感じている人は多いと思います。手作業で行う梱包は、そもそもどうやればいいのか分からないという声もあるほど。ポイントは、ダメージを与えないように、そしてできるだけコンパクトに梱包することです。自宅にある紙袋などを使ってもいいのですが、コンビニで売っている専用の梱包資材を使うとサイズを測る必要がないので楽です。 例えばネコポスの梱包材は、薄手の洋服を送る時に便利です。この中に洋服を入れて封をすればOK。梱包材にお金はかかってしまうのですが、少しでも楽をするならば専用の資材を取り入れるのも手です。発送に関しては、あれこれ悩まないように最初から手段を絞り込んでしまいましょう。「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」の2つでほとんどの商品は送れますし、コンビニから発送できますから、この2つで問題ないと思います。筆者もこの2つで対応しています。
ちなみに、コンビニに立ち寄るのも面倒ならば、ゆうゆうメルカリ便の「ゆうパケットポスト」を使ってみましょう。街中のポストに投函すればいいだけなので、本当に楽です。専用の梱包資材や発送用シールが必要になりますが、ローソンや郵便局で購入できます。 平日は仕事や家事育児で忙しいという人は、発送を週末だけにしてしまいましょう。プロフィールに明記しておけばクレームを受けることはほぼありません。
メルカリの3つの大きなストレスは、メルカリユーザーであればほとんどの人が経験していることでしょう。ある程度「慣れ」も必要かもしれませんが、あまり深く考えないことも必要です。メルカリが生活のメインになるのではなくて、あくまで隙間時間行うことと考えてみると気持ちが楽になるのではないでしょうか。
【おすすめ記事】
・メルカリの専用出品とは? やり方や「横取り」されてしまう理由とは…
・値上げラッシュの今「メルカリ」を賢く使うテクニック! 購入/出品時に損をしないために