こういう人が近づいてきた場合、どのような対応をすればよいのでしょうか。お金持ちといわれる「セレブ」の場合、どのように悪い縁から身をかわしているのかも紹介します。
「よくない縁」である人が、相手をマウンティングするのはわけがある!?
悪い縁の一例として、こちらはまったく興味がないのに、一方的にマルチ商法の勧誘や宗教・スピリチュアルの勧誘をしてくる人が挙げられるでしょう。まず「あなたはお金がないし、孤独で不幸だね。私は●●に選ばれた人間だから、私があなたを不幸から救ってあげる」というような、自己愛に満ちた、上から目線の言葉を投げかけてくるのが特徴です。
彼らには「勧誘したい」「仲間を増やしたい」といった目的があります。そのため、こちらをけなしたり、自尊心を失わせるような失礼な言葉を浴びせたりすることで、思い通りにしようとしてきます。
主にターゲットとなる人は、勧誘をしてくる人から見て年下だったり、立場が下だったりすることが多いでしょう。勝手に勧誘者自身の方が価値のある人間であり、ターゲットとなる相手は価値が低い人と決めつけてきます。
よくない縁を断ち切るためには? ビジネス編
こういった「悪い縁」を断ち切るためには、付け入るスキを与えないことです。こちら側が正しい知識さえ持っていれば、相手にしなくてもすみます。たとえば、マルチ商法という、以前は「ねずみ講」「ネットワークビジネス」と呼ばれた商法は、現在「マルチレベルマーケティング」に名を変えて、勧誘してくることがあります。
ところが「マルチレベルマーケティング」は、最初に始めた人の方がメリットは多く、後から始めると、自分より早く始めた人が得られる収入のために働かなければならない仕組みです。
こういった販売の仕組みが分かっていれば、顔も知らない人のために働く必要はないことが十分に分かりますよね? まずは、悪い縁に付け込まれないように、十分なビジネス知識を持っておくことが重要なのです。
よくない縁を断ち切るためには? 宗教・スピリチュアル編
宗教やスピリチュアルの勧誘をしてくる人は「あなたは、さみしい人だから救ってあげる」「会社員は組織の歯車でかわいそうだから救ってあげる」など勝手な理由をつけて、マウンティングし、勧誘をしてきます。まさに言いがかり的なレベルです。こういった人からは早急に手を切る必要があるでしょう。
また、宗教の場合、「たたり」「ご先祖」「お墓」などのキーワードを巧みに使うため、不安をあおられてしまいます。スピリチュアルについても同様の専門用語がでてくるでしょう。
さらに宗教やスピリチュアルの集会への参加をすすめられたり、教祖などの普段なら会えないくらい身分の高い人(その組織の中での地位)に会わせてあげる、などと言われたりすることがあります。
こういった勧誘に惑わされないためには、まずは現実の社会に目を向けることが大事です。そもそも、これらの勧誘の手口などは、報道などで取り上げられています。情報を幅広くとっている人は、すぐに「おかしい」と気が付くでしょう。
情報収集が得意でない人は、視点を広く持ち、相談できる人がいたら相談をしてみることも大事だと思います。第三者の目線でアドバイスをもらうことで、「やっぱりおかしいんだな」と勧誘をはねつけることもできるからです。
セレブは危ない人と、どうやって縁を切っているの?
お金持ちといわれているセレブの場合、ビジネスに関する情報を仲間内で、頻繁に情報を交換しており、「うまい話」が勝手に転がり込んではこないことも熟知しています。そのため、マルチなどのあやしいビジネスの誘いがあっても相手にしません。親しい人から勧誘されたら断りづらいと思うかもしれませんが、断るときはお金がない、時間がないなどのネガティブな理由を持ち出すのは逆効果。今、勉強していることがある、ビジネスプランを作っているので遠慮しますなど、ポジティブな言葉で断りましょう
宗教やスピリチュアル勧誘などについては、セレブは腰の低い人が多いため、話は聞いてあげることが多いようです。ただし、その後はセレブたちの間で、勧誘した人物は「要注意人物」として認定されます。そして縁を切られることになります。
まれに、セレブの奥さまやお嬢様たちが集まるお稽古の場やサロンに、女性の勧誘者がまぎれこむことがあります。ところが、お稽古の場で勧誘すると、確実にサロンのオーナーなどに通報され、「要注意人物」として勧誘者は出入り禁止になります。
また、セレブ女性は聡明な人が多く、「私にはビジネスは無理です」など謙虚な姿勢で断ってきますので、勧誘者のマウンティングが通じないのです。セレブな人や家族は、めったなことでは「悪い縁」を寄せ付けません。
お金や家族、人間関係などで悩んでいるなら、その道のプロに話を聞いてもらうこと
実際にお金や家族、人間関係などで悩んでいるなら、信頼できるその道のプロに話を聞いてもらう、相談することが近道なのです。ただしプロの中にも、怪しい人がまぎれこんでいることがありますので、プロが「上から目線」「かわいそうなあなたを救ってあげる」「お金を不当に搾取する」というような本性を見せてきたら要注意です。この場合の見抜き方ですが、信頼できる仲間数人に、「こんなことを言われたよ」と相談してみましょう。専門家選びでも、第三者目線が大事ということです。そもそも、いくら勧誘したいからといって、他人に対して不幸だとか、向上心がないなどネガティブなワードを投げかけてくるのは論外です。ネガティブ言葉には、一切動じないようにしましょう。マウンティングをする人こそが、実は不幸な人である可能性が高いのです。もし身近にそのような人がいたら、縁を切るか、どうしても関わらなくてはならない場合は、適度な距離を保ち、必要以上に近づかないことをおすすめします。
マルチ商法の勧誘や宗教・スピリチュアルの勧誘をされたきには「今、勉強していることがある」「ビジネスプランを作っているので遠慮します」など、ポジティブな言葉で断りましょう。どんな親しい人であっても、毅然とした姿勢を見せることが重要です。断るときに、お金がない、時間がないなどのネガティブな理由を持ち出すのは逆効果です。
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