最近よく聞く「フェムケア」とは？人に言いづらいデリケートゾーンの悩みに寄り添う入門編アイテム

「フェムケア」ってなに？ デリケートゾーンの悩みに寄り添うアイテム

最近よく耳にする「フェムケア」という言葉。正直、よく分からないという人もいるのではないでしょうか。Femcare（フェムケア）とは、「Feminine（女性の）」と「ケア（Care）」を掛け合わせた用語。言葉通り、女性の体や健康のケアをする商品やサービスのことです。

オーガニックコットンの生理ナプキンや、ナプキンやタンポンいらずの月経用パンツ、妊娠中のQOL向上グッズ、更年期障害の改善グッズ、そのほかの女性に向けた健康食品などがフェムケアに当てはまります。

近年は、フェムケアを扱うメーカーも増え、悩みに合わせて商品を選ぶこともできるようになってきました。とはいえ、デリケートゾーンにまつわるものは、まだまだ人に相談しにくいものです。

デリケートゾーンの皮膚は、まさに“繊細”そのもの。まぶたよりも薄く、乾燥しやすいと言われています。それなのに、毎日下着の摩擦やムレなど過酷な環境に置かれていて、トラブルが起きやすいのも事実。専用のアイテムでしっかりケアを行う必要があります。

そこで今回は、「フェムケア入門編」ということで、デリケートゾーンの汚れを落とす＆潤す力に着目し、初心者でも比較的取り入れやすいアイテムをピックアップして紹介します。

 

トラブルの予防に！ ピュビケア オーガニック フェミニン メディソープ

「ピュビケア オーガニック」は、デリケートゾーン専門美容サロンから生まれたオーガニックスキンケアブランド。

「子宮に近い大切なエリアを安心してケアしてもらいたい。不快な悩みのない健やかな体へと導きたい」という思いから、女性の体をいたわるアイテムを開発。中でもこのメディソープは、婦人科医と共同開発した、デリケートゾーンの不快感を軽減してくれる泡ソープです。

デリケートゾーンのpH値に合わせた弱酸性、かつココナッツ由来の低刺激の洗浄成分で優しく洗い上げてくれます。まろやかな泡が、細かいところまでしっかり汚れを落とし、清潔にキープ。また、腟カンジダにも有効なホロトキシン含有エキスを配合することで、デリケートゾーンのトラブル予防にも効果を発揮してくれます。安らぐローズとイランイランの香り付きです。

使い方：肌を軽く濡らし、2～3プッシュ分の泡を手に取り、優しく洗います。その後、ぬるま湯でしっかりと洗い流します。

DATA：Pubicare organic フェミニン メディソープ（ローズ＆イランイラン）220mL（税込2750円）

 

しっかり保湿！ くすみにも効果的なアンティーム ホワイトクリーム

植物療法の第一人者・森田敦子さんが開発したデリケートゾーン・パーツケアブランド「アンティーム オーガニック」。植物療法をベースとした処方で、女性の体の繊細な部位に優しく働きかけるアイテムが豊富で、デリケートゾーンやバスト・レッグなど、普段忘れてしまいがちなパーツの変化をしっかり見つめ、大切にケアしていくことで、体にも心にも潤いを与えてくれます。

中でも愛用者の多い「アンティーム　ホワイト クリーム」は、デリケートゾーン用の美容ホワイトクリーム。オリーブオイルから抽出した自然原材料によって、皮膚に柔軟性と潤いを与えてくれます。さらに、コメヌカエキスやカンゾウ葉エキス、ドクダミエキスなどによって、美肌に導いてくれるのもうれしいポイントです。

使い方：すり合わせて温めた手に適量（100円玉大）をとり、デリケートゾーンや黒ずみなど、気になる箇所に優しくなじませます。バストトップやワキにも使用可能です。

DATA：アンティーム オーガニック アンティーム ホワイト クリーム 100g（税込2860円）

 

外出先でもさっとケア！ソフィ デリケートウェットシート

生理中やおりものが増えるとにおいが気になるもの。そんなときにおすすめなのがこちらのウェットシートです。さっと拭くだけで、洗い流したようにさっぱり清潔。気になるにおいもケアできます。しかもケアした後はトイレに流してもOK。髪の毛の1/1000の“超極細繊維”配合で、肌に優しいのもうれしいポイント。見た目もかわいらしく、コンパクトサイズなので、バッグやポーチに入れて携帯できるのが便利です。

使い方：1回1枚シートを取り出して気になる部分の肌を優しく拭きます。

DATA：ソフィ デリケートウェットシート 12枚入り オープン価格


専用のアイテムを使って清潔に保つだけで、においやトラブルの予防にもなります。どれも初心者向けで、気軽に取り入れやすいものばかりなので、まずはデリケートゾーンを清潔に保つことから始めてみてはいかがでしょうか。