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浮気ばかりする彼氏……浮気を繰り返す人は、恋人をナメている?
浮気者ほど「自責の念」がなく、恋人をナメている
パートナーがいながら他に好きな人ができてしまう「気の迷い(もしくは心変わり)」は誰にでも起こりうること。しかし、そこから一歩「手を出す」アクションを起こしてしまう人というのは、理性が足りないケモノ脳、あるいはスリルや罪悪感に陶酔してしまう性癖の持ち主だということ。それを甲斐性だの武勇伝だのドヤ顔で暴露するのは、ただのおバカさんです(笑)。
「秘め事」は、誰にもバレないことが前提。だけど男性の浮気というものは、9割9分パートナーにバレています。そのくらい女性は勘が鋭く、男性はワキが甘いということ。逆に、女性の浮気がパートナーにバレることは、ほぼありません。あるとすれば、浮気した女性が自ら白状してしまうケース。
いずれにしても、浮気を一度ならず二度も三度も繰り返す人に、パートナーを尊重する気持ちは1ミリもありません。むしろナメて(冷めて)いるから「バレたら別れればいい」程度に考えているのでしょう。
浮気者ほど「向こうからアプローチしてきた」と相手のせいにする
筆者的には、相手を尊重しないようなパートナーは「(たとえ好きでも)一緒にいる価値はない」と結論づけるため、何度浮気されても別れない人の気持ちを理解するのは難しいのですが、世の中には苦しみながら付き合い続ける人もいます。きっと、浮気癖とてんびんにかけてなお、余りある魅力がその人にはあるのでしょう。浮気とは、恋人(妻)がいることを承知の上で「親しくなりたい(深い関係になりたい)」と志願する浮気相手が現れなければ成立しません。それが事実かそうでないかはともかく、浮気者は「向こうから積極的にアプローチしてきた」などと浮気相手のせいにしがちです。
浮気者に言わせれば、悪いのは自分ではなく浮気相手。同様に、恋人や妻に対しても「あなたが〇〇した(orしてくれなかった)から」と他人のせいにしがち。あくまで自分は「条件がそろった」せいだと主張し、自分は悪くないと本気で思っているのです。
冒頭で述べた通り、浮気は客観的に見れば害悪だとしても、当事者同士(パートナーおよび浮気相手)が容認するならば、別に「いけないこと」とも言い切れません。海外には、一夫多妻制を許容している国もあります。ポリアモリーの概念からすれば、複数恋愛は浮気ですらないのです。
大事なのは、あなたの気持ち。パートナーの浮気を許せないのであれば、今後の付き合いを見直す時期だし、別れとてんびんにかけて「やっぱり一緒にいる」ことを選んだのであれば「浮気したパートナー」を許す(※)しかありません。
※相手を許すことであり、浮気を認めることではない
浮気をする人が悪いのは当然。では浮気される人は?
ひと口に浮気といっても、単なる性欲のはけ口から「1人を選べない」二股まで、さまざまな深度があります。いわゆる「魔が差した」心の弱さによるたった一度の浮気や、心はときめいたけど深い関係にはならなかった程度の浮気ならば、「今回だけは許す」という結論を選ぶ人も少なくないでしょう。浮気において、たった一度の過ちと、懲りずに何度もよそ見するのとでは“深刻度”のレベルが違います。何度も浮気を繰り返す人というのは、先に述べた「病気(性癖)」であることに間違いありません。ただし、その癖をギリギリまで制御できるか逆に増長させてしまうかは、パートナーの影響もないとはいえません。
簡単に許されてしまったら、浮気者は反省するどころか「きっと次も許してくれるだろう」とタカを括ってしまうでしょう。逆に一度は許す結論を出したにもかかわらず、いつまでもネチネチ「あなたを信じられない」「また浮気されそうで不安」と言われ続けたら、浮気者は「息が詰まる」と現実逃避(さらなる浮気)しかねません。
許しても地獄、許さなくても地獄。そう捉えるとすれば、別れることが最善の結論です。あなたと浮気者のパートナーは、きっと相性が合わないのです。
浮気されない「最大の秘訣」は、とにかく夢中にさせること
面白いことに、どれほど浮気者な人でも、相性のいいパートナーにめぐり合うと「病気」は寛解します。あるいは「そろそろ(遊びは)卒業」なタイミング(年齢)に到達すれば、浮気者自身が病気をコントロールするようになります。パートナーに浮気されない最大の秘訣(ひけつ)は、パートナーを夢中にさせること。パートナーを飽きさせないためにも、楽しい時間を提供し、惜しみなく愛情を伝え、魅力的な自分になるべく向上心を持ち続けていくこと以外、浮気を防止する方法はありません。
それでも浮気する、あなたの魅力をわかっていないような人は、お付き合いする価値ナシ。浮気相手に“のし”つけて差し上げてしまいましょう(笑)。
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