洋服は商品説明のチェック項目が多い
メルカリは商品説明に傷や汚れなどの状況を書く必要がありますが、洋服の場合、そのチェック項目が多くなります。例えば長袖のシャツの場合、以下のような内容が挙げられます。・全体的に目立つ汚れはないか
・襟首の汚れ。よれよれになっているかどうか
・袖口にスレや汚れはないか
・先の下の縫い目はほつれていないか
また、いつどこで購入したのか、どのくらい使ったのかなどを書くことになります。必須ではありませんが、書かないと質問されることもあるので、分かる範囲で書くのが一般的です。
さらに綿100%、ポリエステル100%など生地の素材、そして色合いなども書きます。ブランド品であれば、本物であることを証明するなど、意外と手間がかかるのです。
写真撮影が意外と難しい
洋服は、写真撮影も手間取ることがあります。まず床に置いていいのかどうかです。筆者は床おきでも問題ないとは思っていますが、洋服の種類によってはハンガーを使った方が綺麗に見せることができます。例えばふんわりした洋服やゆったりした洋服です。一方でTシャツやアウターなど形がイメージしやすいものは、床置きでも良いでしょう。逆にハンガーにかけると型崩れをしてしまうこともあります。
光の加減で商品の色合いが違ってしまうこともあります。筆者はできるだけ午前中に自然光を使って撮影をしています。
サイズの伝え方がちょっと面倒
洋服はサイズがとても重要になってきます。買う側も自分に合うか気になるので、質問をしてくることも少なくありません。洋服にはタグが付いていて、そこにサイズが書かれています。ブランドによってサイズ表記も異なりますので、正確な情報を記載する必要があります。パンツの場合は、股下の長さや太もものサイズを聞かれることも。でもそれを測って伝えるにはメジャーが必要になるなど、思いのほか面倒です。他にもトップスの身幅や袖丈を聞かれた経験がありますから、サイズが気になる洋服はメルカリ初心者にとっては、出品した後の手間がかかってしまう商品といえそうです。
洋服のサイズを伝える方法としては、「身長160cmの女性が着てお尻が隠れる程度」「身長175cmの男性でアンクル丈」など、身長と着たときのイメージを伝えると分かりやすいです。
商品によっては送料が高い
薄手の衣類なら「メルカリ便」のネコポスやゆうパケットで送れるので送料を抑えることができます。でも、パーカーやアウターになると、「宅急便」や「ゆうパック」のサイズになってしまいます。販売価格を高く設定できるようなブランドの商品なら良いですが、ノーブランドでは送料とメルカリへの販売手数料で売上金が極端に少なくなってしまうこともあります。こんなに頑張って出品したのに……となりかねないのも、洋服の注意点です。
また、洋服は似たような商品が比較的たくさん出品される傾向にあります。写真の第一印象で購入されるかが決まってしまうこともあり、洋服はなかなか売れない状況に陥ってしまうことも。そうなると「売れた」という経験ができないので、メルカリが楽しくないと思えてしまいます。
メルカリ初心者は何を出品するのが良いのか?
ではメルカリを始めたばかりの人は何を出品すれば良いのかというと、筆者は「本」「DVD」と考えています。バーコード出品ができるので出品作業自体が簡単、そしてダメージなどのチェック項目が少ないですし、梱包も楽。手間隙の割には売れやすいので、成功体験をするにはちょうど良いのです。家に読まない本や観ることがないDVDが眠っている人なら、すぐに出品ができます。このような観点から、初めてメルカリに何か出品する場合には、まずは本やDVDをスタートにするのがおすすめです。
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