年末ギリギリの大掃除はNG!?
大掃除は、ただ年末に部屋をきれいにするのではなく、次の新しい年の一年間を見守ってくださる“歳神様”をお迎えするための準備です。そのため、年末ギリギリに慌てて大掃除をするのは、あまりおすすめではありません。歳神様は、1月1日からあらゆるお正月飾りを目印に、一軒一軒お家やお店をまわってくださるといわれています。そのため、部屋が片付いていなかったり、お正月飾りが出ていなかったりすると、神様を受け入れる準備が整っていないとみなされてしまいます。
大掃除は12月13日から始めるのがベスト!
古くから12月13日は「正月事始め」といわれ、この日のすす払いからスタートし、ゆっくり丁寧にお正月を迎える準備をしていきます。とはいえ現代では、クリスマスを楽しむ文化もあり、すべてをお正月仕様にすることは難しい方も多いと思います。ですので、できるところから始めてみてください。大掃除は余裕をもってやるのが◎
また大掃除を終え、お正月飾りを出すのは12月28日までに。なぜなら、まず29日は「二重苦飾り」といわれ、避けられてきました。それから31日は「一夜飾り」といって、前日にギリギリで準備することもせわしなく、失礼に当たるということでNGなのです。ですので、28日までに大掃除を終わらせて、正月飾りを出すようにしてみてください。
今年は、12月13日から28日までゆっくりと大掃除を行い、ゆとりのある年末年始を迎えてみませんか?
暦を知ることは、自然のリズムと調和することでもあります。意味を知ることで、よい運気を引き寄せることができ、ご自身の新たな道が見えてくるかもしれません。ぜひ、開運アクションを参考に、よき年末年始をお過ごしください。