男のこだわりグッズ

【小物王は見た】夏の展示会を徹底取材して超厳選!2022年下半期に注目したい「“書く”文具」

7月は文具や雑貨の展示会の季節です。ここで紹介されたり発表される製品は、下半期の注目製品になっていきます。今回はそこで取材した製品の中から、2022年下半期に買いたい筆記具やメモ帳といった「書く」文具から特に目を惹いた製品を紹介します。

納富 廉邦

執筆者:納富 廉邦

男のこだわりグッズガイド

7月は文具や雑貨の展示会があちこちで行われます。今回は、それらの展示会の中から、「国際文具・紙製品展」通称ISOTと、「雑貨EXPO」、「DESIGN TOKYO 国際デザイン製品展」、「インテリア雑貨EXPO」、「サステナブルグッズEXPO」、それに文具メーカー有志による合同展示会「FLAT #4」を回って見つけた、筆記具やノート、メモ帳など、いわゆる「書く」文具の注目商品を紹介します。
 

2022年夏の大型文房具展示会で見つけた筆記具たち

大手の筆記具メーカーはあまりこの手の合同展示会には参加しないのですが、これからのメーカーや新しく文具に参入するメーカー、海外のメーカーなどのお披露目の場になっているので、面白い製品が見つかることが多いのです。
ZERO G ball 01

ZERO G TEC「ZERO G Ball 15」220円(税込)。軸色は写真の黒の他、白もある。インク色は黒、赤、青の3色。ボール径は0.28、0.38、0.5、0.7、1.0mmがある。韓国では販売中。日本でも近日発売予定。

まず、目に付いたのがISOTで展示されていた韓国のメーカーZERO G TECの「ZERO G Ball 15」です。写真を見てもらえれば分かるように、このペン、ペン先が下向きに曲がっていて、嘴のようになっています。そのため、書く時にペンを寝かせ気味に持っていても、ペン先は紙に対して立った状態になるので、ボールの回転がスムーズで、とても滑らかに書けるのです。
ZERO G ball 2

この先端が曲がった独特の構造が、滑らかな書き味を生む。

実際に書いてみると、思った以上にスムーズだし、ちょっと万年筆で書いているような筆記感もあって、中々の快適さでした。メーカーの方によると、左利きの方にも、このペン先は書きやすいと好評なのだそうです。日本での価格は220円(税込)を予定しているということです。
万年筆ペン1

WACCA JAPAN「添 綴綴(そう つれづれ)万年筆ペン」7480円(税込)。軸はアルミ製。軸色はシルバーとマットブラックの2色。カートリッジ付属タイプやペンケースにもなる桐箱入りのタイプもある。発売中。

続いて「FLAT #4」で見つけた、WACCA JAPANが展開する書道具のブランド「添 綴綴(そう つれづれ)」のインク入れ換え式筆ペン「万年筆ペン」7480円(税込)。筆のようなまっすぐな円柱形のシンプルなアルミ製の軸の筆ペンで、それだけでも十分カッコいいのですが、このペン、インクに万年筆用のカートリッジインクが使えるのです。また、穂先も交換できます。
万年筆ペン2

このように、プラチナ万年筆のコンバーターを装着できるので、好きな色のボトルインクも使用可能。

さらに、プラチナ万年筆のコンバーター「800A#0」や「700A#9」などが使用可能なので、ボトルインクから好きなインクを吸入して使うこともできます。つまり、筆ペンとしてだけでなく、ブラッシュペン的にも使えるというわけです。穂先が外せるので、インクの色を変えたい時でも、穂先を一晩くらい水に浸けておけばオッケーです。
スキナイロイレテーナ

紀寺商事「スキナイロイレテーナ」220円(税込)。好きなインクを使って、カラーペンやマーカーペンを作れるキットだ。

ISOTの第31回日本文具大賞2022、機能部門優秀賞を受賞した、紀寺商事の「スキナイロイレテーナ」220円(税込)も、現在のインクブームに合わせた筆記具。

手持ちのボトルインクなどを使って、自分が好きな色のオリジナルのカラーペンやラインマーカーが作れるキットです。何度も色を入れ替えて使うという製品ではないのですが、構造がシンプルな分、扱いやすく、何本も用意して、カラーペンのように使うのにはとても便利。ものすごく多くの色のインクが発売されている現在だからこそ活きる製品ですね。
 

2022年夏の大型文房具展示会で見つけたメモツールと手帳3選

ねこもよう1

kamiterior「memoterior mini ねこもよう」880円(税込)。表紙に描かれたそれぞれの猫のイメージに合わせた10種類の紙を綴じたメモ帳。猫はさばとら、ちゃとら、みけ、ぐれー、しろくろの5種類。今秋発売予定。

ケープランニングが引き継いだブランド、kamiteriorの「memoterior mini ねこもよう」880円(税込)は、今秋発売の手のひらサイズのメモ帳です。

memoteriorは、一冊のメモ帳に複数の種類の紙を綴じた、紙によって変わる書き味の違いを楽しめるメモ帳のシリーズです。その新製品がこの「ねこもよう」。猫をモチーフにした文具はいろいろありますが、このメモ帳は表紙に猫があしらわれているだけではない仕掛けがあります。
ねこもよう2

例えば、「みけ」のメモ帳は、こんな風に、肉球やひげ、毛色などをイメージしたメモ用紙が10種類、色だけでなく紙自体が違うので、それぞれの紙の書き味を楽しめる。

60×90mmのコンパクトなサイズに、10種類の紙が10枚ずつ、計100枚のメモ用紙が綴じられていますが、その紙が、表紙に描かれた猫の毛の色などの特徴を表した紙が選ばれているのです。

三毛なら三毛の3色を中心に構成されているといった具合です。また、猫を撫でた時の感触に近い書き味の紙が選ばれていたり、肉球の色を表現した紙も用意されていたりと、かなり凝ったものになっているのです。実用的で、紙の書き比べもできて、猫マニアも満足できるよくできた製品なのです。
よんぶんのいちメモスリム1

メディアキューブ「よんぶんのいちメモ スリム」価格未定。210mm×80mmのスリムなメモ帳。近日発売予定。

メディアキューブの「よんぶんのいちメモ スリム」も面白いメモ帳でした。リモートワークの普及以降注目されている、横に細長いタイプのメモ帳で、幅が210mm、高さが80mmの、キーボードの前に置いても、手で持っても扱いやすいサイズが、まず魅力的です。買い物メモやTo Doリストなどの、リスト的な使い方には、このサイズはとても使いやすいのです。

さらに、各ページは4分割できるようにミシン目が入っています。メールアドレスなどを書いて渡したりするのにちょうどいいサイズになるわけです。
よんぶんのいちメモスリム2

1小節単位で切り取れるミシン目の入った、五線譜罫のメモ帳というのがユニーク。

さらに、罫線は方眼罫のタイプと五線譜タイプの2種類を発売。4分割できるミシン目が自動的に4小節を区切る線になっているのが気が利いています。

また、綴じ部分に穴が空いているのですが、これが、販売店で什器などに陳列しやすいようにと配慮された、フックに掛けるための穴なのです。ユーザーとしては例えばここにヒモを通してストラップ付きのメモ帳として使ったりもできて、面白いアイデアだなと思いました。
クリアシステム手帳

文匠「LETSクリアシステム手帳」バイブルサイズ:1万5500円(税込)、mini6サイズ:1万3200円(税込)。革部分の色は、写真のレッドの他、ナチュラルとブラックがある。

最後に、文匠の「LETSクリアシステム手帳」も、目を惹きました。かつてのビジネスマン御用達的な使い方ではない、より個人的にカスタマイズできる手帳として現代のシステム手帳にぴったりのデザイン。キレイに180度開くPVCビニール製の透明カバーは、中に入れるページ次第で好きな表紙にカスタマイズできる仕様です。

そして、単に透明にするだけでなく、留め具や小口部分には革が使われていて、システム手帳らしい落ち着きも演出。革の質感とビニールの質感のコントラストが新鮮です。ビニールに直接革が縫い付けられているのがいいですね。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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