第5位:県民割等の割引を使った旅行でリフレッシュ
新型コロナウイルス感染症に対応した生活を2年以上も続けてきたことで、自粛疲れしていませんか? この2年、多くの人は感染を抑えるために旅行が激減していたはずです。感染状況が少し落ち着いてきた昨今、旅行費等を補助する県民割が盛り上がってきています。久しぶりに旅行をして、コロナ疲れの頭や体をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?県民割や全国を対象とした観光需要喚起策の内容は各都道府県や旅行会社のホームページで確認できます。
- 東京都の場合:もっとTokyo
- 大阪府の場合:大阪いらっしゃいキャンペーン2022
- 観光庁:全国を対象とした観光需要喚起策の実施について
なお、新型コロナウイルス感染症により旅行が減ったことで、旅費支出が大きく減り家計の支出削減には大きく貢献してきました。リフレッシュはよいですが、あまり弾けて家計崩壊しないよう気を付けましょう。
久々に旅行をしてリフレッシュしたい
第4位:地域のプレミアム付商品券の積極購入で支出削減
新型コロナウイルス感染症により打撃を受けた飲食業界等をサポートするために、地域限定のプレミアム付き商品券を発行している市区町村が多いです。プレミアム分が大きいことから、ボーナスでまとめ買いができるとかなりお得になります。例えば、下記のようなプレミアム付商品券があります。
- 青森市プレミアム付商品券:1万円で1万5000円分の商品券を購入可※7月31日まで購入可能
- 埼玉県草加市プレミアム付商品券:1万円で1万3000円分の商品券を購入可※7月21日まで購入申込可能
仮に埼玉県草加市の1万3000円分利用できるプレミアム付き商品券を1万円で購入したとしましょう。購入上限が1人3万円までなので、2人世帯なら6万円(3万円×2人)で7万8000円分の商品券を購入できます。6万円の使用で1万8000円分も得するので、お得度は非常に大きいです。
注意点としては、使用期限と使用可能場所の確認、そして普段の生活から使用できそうな額をイメージすることです。いくらお得度が大きくても使いきれなければ勿体ないし、生活必需品以外のものをついつい買ってしまうのも勿体ないです。普段使うスーパーマーケットや飲食店で使えると消費しやすいので、購入前(申込前)に制度内容を十分に確認しておきましょう。
第3位:NISA非課税枠を活用した将来のための投資
NISAは上場株式・投資信託等の値上がり益や配当金・分配金が非課税になる制度で、毎年一定の非課税投資枠があります。通常は値上がり益等に所得税・住民税・復興特別所得税で20.315%課税されるので、株式投資等をするならぜひ利用したい制度です。年間の非課税投資枠
- 一般NISA……120万円
- つみたてNISA……40万円
- ジュニアNISA……80万円(2023年12月で終了予定)
現在のNISA口座数は1766万口座で、そのうちつみたてNISAが518万口座、ジュニアNISAが72万口座となっています。つみたてNISAは3年前の103万口座から5倍に急増しており、ジュニアNISAも31万口座から2.3倍に増えています(金融庁「NISA口座の利用状況調査」2021年12月末時点速報値)。なお、NISA制度は2024年度から新しい内容に変わります。新しい制度内容は金融庁のホームページで確認できます。
第2位:ふるさと納税をしてふるさとに貢献
ふるさと納税は、特別控除額の上限引き上げや申告方法の簡素化(ワンストップ特例制度)等で使い勝手をよくしたことで、現在は多くの人が利用するようになり、各市区町村等の競争が激化しています。ふるさと納税は税の優遇を受けて、居住地以外の市区町村や都道府県へ納税(寄附)します。金額に上限はありませんが、税の優遇を最大限受けるには、年収に連動した上限額を意識しながら納税するといいです。年収と家族構成がわかれば、「全額控除されるふるさと納税額(年間上限)の目安」で全額控除されるふるさと納税額の目安を簡単に知ることができます。
寄附のお礼に地域の名産品等を送ってくる市区町村等が多いので、食料等の生活必需品を受け取れれば、家計の節約にもつながります。また、普段買わない(食べない)ものを受け取って喜びを感じるのも、ふるさと納税のよさの一つです。気になる人は総務省やふるさと納税紹介サイト、市区町村のホームページ等をいろいろ調べてみるとよいでしょう。
ふるさと納税のお礼に名産品を送ってくる市区町村は多い
第1位:将来の支払いをまとめて払って割引してもらう
新型コロナウイルス感染症や世界情勢の影響等で将来が不安な人にとっては、やはり生活防衛が最優先です。ボーナスがあるなら、将来の支払いを前倒しして払って節約をしてみましょう。今後数カ月や半年以内に支払うことが確定しているものはありませんか? 例えば、火災保険料や生命保険料、国民年金保険料等は、年払いや前納払いにすると割引があります。生活必需品(飲料水や加工食品等)でもまとめ買いすれば割安に購入できます。
暑い時期、外出の時に飲物は必須ですが、のどが渇くたびに飲料水を購入していると、月単位でみたら結構な額になってしまいます。事前にまとめ買いし、水筒に入れて持っていけば、かなり節約できます。厳しい時代だからこそ無駄の少ない生活を心掛けたいものです。ボーナスを受け取ったら、最初に何に使うかの計画を立て、賢い使い方をしていきましょう!
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