肌悩みが増える40代こそシンプルなケアがベスト
年々肌悩みが増え、使用するコスメの数も増えがちな40代。多くのコスメを使うと、その分肌に塗布する成分が増え、肌に刺激を与えるリスクも高まります。40代は、女性が変化を迎える時期。トラブルから肌を守る役割を担っていた女性ホルモンが減少し、突然の乾燥や肌荒れに悩まされることもあります。だからこそ40歳からのエイジングケアは、肌を労わりながらシンプルに行いたいところ。そこでおすすめなのが、複数の肌悩みにアプローチする成分が配合されたコスメを取り入れるケアです。
ビタミンC誘導体「3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸」に注目
40代女性のスキンケアで注目したい美容成分は「ビタミンC」。老化の要因のひとつ、活性酸素の発生やその働きを抑える抗酸化作用があります。さらに、シミの元であるメラニン色素の合成を抑え、還元作用によりメラニン色素の淡色化を促す効果も期待できます。そのためシミやそばかすを防ぎ、透明感のある肌へと導いてくれるのです。また、ビタミンCは肌のクッションともいえるコラーゲンの産生を促進する作用があります。そのため肌のハリや弾力を高め、シワやたるみへのアプローチを、さらには毛穴を引き締め、皮脂分泌を抑制し吹き出物を防ぐ効果も期待できます。
このビタミンCを安定させ、肌になじみやすくしたのがビタミンC誘導体です。数あるビタミンC誘導体の中で40代女性が注目したいのは「3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸」。肌のうるおいに関わるセラミドの産生促進効果が期待でき、肌のセラミド量が減少する40代には特におすすめです。
「3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸」が配合されたコスメの中でも、40代女性におすすめの商品をご紹介します。
1:フラコラ「ヒト幹細胞培養エキス タイムレスリペアワン」
年齢とともに積み重なっていく肌悩みに複合的にアプローチする「ヒト幹細胞培養エキス」をぜいたくに配合したオールインワンクリーム。オールインワンは物足りないと感じる大人の肌も満たす、3種のモイスチャー成分配合でうるおいもたっぷりです。「3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸」に加え、「浸透型ビタミンC」を配合。それが「ヒト幹細胞培養エキス」との相乗効果により、使い続けることでくすみを感じさせない、ハリや弾力のある肌へと導きます。
DATA:「ヒト幹細胞培養エキス タイムレスリペアワン」(65g/税込6645円)
2:フェヴリナ「プラチナムリッチ」
「プラチナムリッチ」は、季節や気温など環境の変化にも負けない肌を育む、エステサロンと共同開発したスキンケアシリーズ。年齢肌の原因に着目し、肌を整える効果を持つ「プラチナイオン水」をベースにしています。さらに、エイジングケアに特化した「ビタミンC誘導体(3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸)」「ボタンエキス」「アルガンオイル」「ヒドロキシプロリン」の4つの美容成分を配合。使い続けることで肌のうるおいをサポートしながら、透明感あふれるイキイキとした印象のハリ肌へと導いてくれます。
化粧水で加齢で硬くなりがちな角質もケアし、うるおいの通り道を作ります。そして、乳液で角層の油分と水分のバランスを整え、クリームでは糖化ケアも行いながら、くすみのない健やかな肌へと導きます。
DATA:
「ナノアクア ナノローション」(180mL/税込4950円※2022年7月1日以降税込5150円)
「ナノアクア ナノエマルジョン」(60mL/税込5775円※2022年7月1日以降税込5975円)
「ナノアクア ナノクリーム」(50g/税込9900円※2022年7月1日以降税込10000円)
3:ナールス「ナールスピュア」
主成分は、京都大学と大阪市立大学の共同研究から誕生した「ナールスゲン」。極めて小さい水溶性成分で、真皮にある線維芽細胞を活性化。真皮のコラーゲン、エラスチン、ヒートショックプロテイン(HSP)47、ヒアルロン酸を増やす作用があります。また、それにより肌のハリや弾力を高める効果が期待できます。「ナールスゲン」には、1~2カ月かけて肌の水分を維持する働きや表皮のHSP70を増やし、シミやシワを防ぐ効果などもあります。さらに、「3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸」を含む3種のビタミンC誘導体や、シワをケアする「ナイアシンアミド」、高い保湿力を持つ「プロテオグリカン」も配合。使い続けることで、うるおって弾むような肌へと導きます。
DATA:「ナールスピュア」(120mL/税込4950円)
これまで成分に注目せずにコスメ選びをしてきたという人も、シンプルなエイジングケアを叶える美容成分「3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸」に注目してみてください。