ソニーが2022年4月に発売した3代目“着るクーラー”の「REON POCKET 3」を紹介します。
“着るクーラー”「REON POCKET 3」とは?
ソニーの「REON POCKET 3」は、スマートフォンで管理できる「冷感ガジェット」。本体接触部分の体表面を直接冷やしたり温めたりできるウェアラブルサーモデバイスです。ペルチェ素子といわれるサーモモジュールを搭載しており、通電することで片側が冷え、反対側が温まる仕組みの半導体モジュール。パソコンの冷却システムのように、クール使用時はファンによって排熱し、冷却を維持します。 利用方法はまず、スマートフォンアプリで温度設定をした後に、ネックバンドを利用して首の後ろに装着します。それにより首の後ろ部分を直接冷やしたり、温めたりできます。
サイズは、幅約54mm、高さ約20mm、奥行約116mm。重さは約92g。ネックバンドで装着して、フィットするサイズ感です。別売りで「REON POCKET 3」を内蔵できるワイシャツも用意されており、シャツに直接装着ができます。
新機能「SMART COOL MODE」で温度を自動管理
「REON POCKET 3」は、ソニーが“着るクーラー”とうたう3世代目の機種となります。初代はクラウドファンディングで人気が高まり、その後製品化されました。3代目の機能は大きく向上し、2代目「REON POCKET 2」と比較して、駆動時間が最大約2倍に。吸熱量は最大約1.5倍となりました。バッテリー持続時間は、クールのレベル1で約4.5時間、レベル4で約2時間となります。
「REON POCKET 3」はUSB-Cポートから急速充電にも対応し、約1時間で90%充電が可能です。 また、モバイルバッテリーやパソコンなどからUSB給電しながらの利用が可能になっています。 専用のスマートフォンアプリ「REON POCKET」の温度管理機能も向上しています。COOL MODE、WARM MODEで温度設定を行うだけでなく、スマート機能「SMART COOL MODE」にて、自動で温度調整、自動で開始/停止が可能になりました。周囲の温度変化に合わせて、スマホの操作なしに温度が調整できます。
長時間利用に便利なMY MODE
長時間利用できるよう「MY MODE」と呼ぶ設定があります。電源のオン/オフをタイマー設定することで省バッテリーで利用できるほか、モバイルバッテリーで給電しながらの利用も可能です。夏場の冷房対策にもおすすめ
「REON POCKET 3」は冷暖機能を持っているため、夏場の暑さ対策だけでなく、夏場の冷房対策にも有効です。冷房が強めの室内にいるときに、寒さ対策としても活用できます。体の一部分を冷温するスタイルですが、長時間使用できるため、暑さ寒さ対策として有効なデバイスです。スマートフォンアプリで温度管理をしながら、暑い夏場を乗り切りましょう。
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