預金・貯金

金利と利率って何が違うの? 意味の違いを教えてください

お金のこと、難しいですよね。コロナ禍もあって、ますますお金を貯めたい、家計を守りたい、と思っている人もいるのではないでしょうか。皆さんからのちょっとしたお金の疑問にオールアバウトの専門家が回答するコーナーです。今回は、金利と利率の違いについて専門家が回答します。

執筆者:All About 編集部

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お金のこと、難しいですよね。コロナ禍もあって、ますますお金を貯めたい、家計を守りたい、と思っている人もいるのではないでしょうか。皆さんからのちょっとしたお金の疑問にオールアバウトの専門家が回答するコーナーです。今回は、金利と利率の違いについて専門家が回答します。
 

Q:金利と利率って何が違うの?

「銀行などで金利や利率という言葉がでてきますね。意味の違いはありますか? だいたい同じ意味だと思いますが」(匿名希望)
 
金利と利率の意味の違いって?

金利と利率の意味の違いって?

 

A:金利、利率もほぼ同じ意味で用いられることが多く、「利息の割合」を示す言葉です。金利は利率よりも広い意味で使用されています

お金を預けたり、借金したりすると、金利と利率という言葉を目にすることと思います。金利も利率も、ほぼ同じ意味合いで用いられることが多いです。2つとも一定期間に支払われる、元金に対する利息の割合を指します。

利率が用いられるのは、1%・3%など、具体的な数字で元本に対する「利息の割合」を示すことが多いです。貯金をするときなどに、100万円預けて1年で1%の利率、ということになれば1万円が利息としてもらえるということです。また借金するときにも、100万円借りると1年で10%の利率、といわれれば1年間で10万円の利子がとられるということです。

一方、金利とは、利率同様に「利息の割合」を示すのですが、同時に、場面によって支払う「利息」そのものの意味としても用いられることもあります。100万円を預けて1万円の金利がもらえる、という言い方をすることがあります。つまり金利とは、利率よりも広い意味で使用されるということです。

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監修・文/深川弘恵(ファイナンシャルプランナー)
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