年金

70代で貯金が少ないのですが自分の葬儀のお金にいくらぐらい準備しておけばよいですか?

お金のこと、体調のこと、老後生活は何かと不安になるものです。老後のお金まわりの疑問について、専門家が回答します。今回は、葬儀にかかるお金についてです。老後のお金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。​​​​​​​

執筆者:All About 編集部

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お金のこと、体調のこと、老後生活は何かと不安になるものです。老後のお金まわりの疑問について、専門家が回答します。今回は、葬儀にかかるお金についてです。老後のお金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。
 

Q:貯金が少ないのですが自分の葬儀のお金にいくらぐらい準備しておけばよいですか?

「71歳の主婦です。子育てや介護など全部終わり、年を取ったと感じ、自分の葬儀のことが気になるようになりました。貯金が少ないのですが自分の葬儀のお金にいくらぐらい準備しておけばよいですか? 近所の人、数人には来てもらいたいです」(匿名希望)
 
葬儀費用はいくらぐらいを準備しておく?

葬儀費用はいくらぐらいを準備しておく?

 

A:葬儀費用は、住んでいる地域や葬儀の種類によってさまざまです。10名程度の家族葬であれば40万~100万円未満くらい。複数の葬儀会社から見積もりを取ってみましょう

子どもにはあまり迷惑をかけたくない、葬儀費用程度は自分で用意したいと思う人も多いと思います。葬儀に関する費用はさまざまです。一般的には以下のようなお金がかかります。

【1】火葬場使用料・式場使用料など
【2】葬儀の飲食費
【3】葬儀の返礼品代
【4】お布施

また、お葬式には次のような種類があり、費用もそれぞれ違います。

【1】直葬・火葬式
火葬のみを行う葬儀形式です。通夜・告別式は行わず身内だけの葬儀です。費用は最も抑えられます。目安は20万円くらい。

【2】一日葬
通夜を行わず、1日で告別式と火葬までを行う葬儀形式。目安は30万弱~85万円くらいです。

【3】家族葬
「家族・親族」「親しい友人」などの限られた人数だけが参列する小規模な葬儀形式です。目安は40万~100万円未満。

【4】一般葬
家族・親族だけでなく友人・知人・職場関係の人にも参列してもらう葬儀形式です。一般的に、通夜と告別式を行います。参列する人数によって全く違いますが、100万~200万円くらいが目安ではないでしょうか。

葬儀に関することは、地域によって習わしや伝統があることが多いです。これらの内容や金額はあくまでも目安です。自分が住んでいる地域の複数の葬儀会社に、見積もりを取ってみるといいと思います。


※老後のお金について専門家に質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。

監修・文/深川弘恵(ファイナンシャルプランナー)

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