デートの誘いはいつも自分から……「自分から誘わない」人の心理とは
たまには誘ってほしいのに…どうして誘ってくれないの?
さらに掘り下げてみましょう。苦手なことの裏にあるのは、イヤな思いをしたくない心理。それが「デートに誘うこと」であれば、「断られる」ことを恐れていたり、誘った後プランを立てるのが面倒だったりするのかもしれません。
つまり、あなたに対し「会いたい」と誘ってこないことと、あなたへの愛情は必ずしも比例しないということ。むしろ断られたくない=嫌われたくない可能性もあります。
誘いたくなるような雰囲気、出していますか?
先に述べた誘わない心理には「(誘った後の)めんどくささ」も考えられます。仮にあなたを誘わない彼がそう思っているとしたら、あなたにも原因があります。デートに「誘ったほうがプランを考える」などというルールはありません。まだ付き合っていない相手であれば「映画に行こう」と目的ありきでデートに誘うのはよくあるケースですが、恋人ならばデートに目的は必要ないですよね。
「会いたい」理由だけでデートが成立するのは、恋人同士ならでは。しかし相手が「会いたくない」と思っていれば、恋人同士でもデートはできません。
例えば、電話やLINEで気まずくなった後は、会いたくても誘うのをためらってしまいます。あるいは以前「会いたい」気持ちだけで誘って会ったら、あなたが退屈そうな顔をしていた──そんな過去のできことがあれば、彼から「自分から誘うのはやめよう」と思われても仕方がありません。
デートに限らず「会いたい」と思わせる人には、誘いたくなるポイントがあります。会話の中でさりげなくおいしいお店の情報を提供したり、観たい映画の面白さについて語ったり、誘いたくなる「エサ」を蒔くのが上手なのです。
彼からデートに誘われたい人は、普段から情報収集をして「一緒に行ったら楽しそう」と思わせるプレゼンができるよう、努力してみましょうね。
恋人は対等……会いたければ自分から誘って!
あなたが「会いたい」と言われたいように、彼もあなたから「会いたい」と言われるのを好むタイプという可能性もあります。似たもの同士ならばなおのこと、誘われるのを待つより「会いたい」と気軽に誘ったほうが、相手も誘いやすくなります。してほしいことがあるならば、まずは自分からしてあげる。これは愛情の基本です。「会いたい」と言われたいならば、あなたのほうから素直に「会いたい」と伝える。手をつないで欲しければ、あなたのほうからつないでみる。
自らアクションを起こしてみると、笑顔や戸惑いや照れといった彼の反応を楽しむことができます。それは、いつくるかわからない誘いを待ち続けるよりも、ずっと有意義な時間ではないでしょうか。
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