沖縄の観光・旅行/沖縄のグルメ

沖縄のグルメ(2ページ目)

ゴーヤチャンプルー、ソーキそば、ラフテーetc沖縄グルメと聞いて思い浮かべるメニューは何ですか? 本土では聞いたこともないような食材やメニューが並ぶ沖縄ご飯ですが、沖縄の食文化は日本と東南アジアと欧米の食文化が見事にチャンプルー(ミックス)したモノ。健康的で、美味しく、かつ楽しいグルメが満載です。沖縄のお母さんの味から、B級グルメまで、沖縄の基本のグルメ情報をお届けしたいと思います。

小林 繭

執筆者:小林 繭

沖縄ガイド

こちらも定番メニュー、イリチー

チャンプルーに次いでよく目にするのがイリチー。チャンプルーが強火でさっと炒める調理法であるのに対してイリチーはそこに煮汁を加え炒め煮した料理のこと。昆布と三枚肉、こんにゃく、かまぼこ等を炒め煮したクーブイリチー、何時間もかけてきれいにアクをとった豚の内蔵を使った中身イリチーなど、チャンプルーと同様メインに使われる食材によってネーミングが変わります。



沖縄の食材、ナーベラーにパパイヤ

ゴーヤに次ぐ沖縄の定番夏野菜といえばナーベラー(食用ヘチマのこと)。え?ヘチマを食べるの?と驚くかもしれませんが、味はじっくりと煮込んだ冬瓜を想像してもらえば食用として納得してもらえますよね。中でもナーベラーの味噌煮であるナーベラーンブシは定番中の定番と言っていいでしょう。あっさり味噌味でいただくナーベラーのとろりとした食感が滋養満点の一品です。

野菜として売られているパパイヤ

野菜として売られているパパイヤ

ナーベラーと同じくパパイヤも沖縄では昔からとてもポピュラーな食材。 本土では果物として認知されているパパイヤも沖縄では野菜として食べられます。熟していない青パパイヤをチャンプルーや煮込み料理に入れるのですが、美味しさはもちろんのこと健康や美容に効果のある優れた健康食材としても重宝されているんですよ。


人気のラフテー、ソーキなど豚肉料理

お箸でする~りと切れるやわらかいラフテー

お箸でする~りと切れるやわらかいラフテー

そして、沖縄の食文化を語るのに絶対に欠かせないのが豚肉料理。醤油、黒糖、泡盛でじっくりと肉を煮込んだラフテーやソーキは沖縄料理の中でも不動の人気 メニューです。ちなみにラフテーもソーキも豚肉の部位を指したもので、豚の三枚肉(皮付き)がラフテーで、あばら肉(骨付き)がソーキです。

よくメニューで見かけるテビチとは豚足のこと。コラーゲンたっぷりで美容にも◎なので女性の方はぜひ。ミミガーは豚の耳、チュラガーは豚の顔。どちらもお酒のおつまみにピッタリですよ!

また、最近は沖縄在来の豚であるアグー豚に注目が集まっています。幻の豚とも称されるそのお味は臭みがなく口に入れた瞬間とろ~り。アグー豚をメニューに掲げる店も多く、沖縄料理の他しゃぶしゃぶや焼き肉など食べ方もいろいろとセレクト可能です。肉好きをうならせると評判のアグー豚、滞在中にぜひ一度その味を体感してみてはいかがでしょうか?


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