こちらも定番メニュー、イリチー
チャンプルーに次いでよく目にするのがイリチー。チャンプルーが強火でさっと炒める調理法であるのに対してイリチーはそこに煮汁を加え炒め煮した料理のこと。昆布と三枚肉、こんにゃく、かまぼこ等を炒め煮したクーブイリチー、何時間もかけてきれいにアクをとった豚の内蔵を使った中身イリチーなど、チャンプルーと同様メインに使われる食材によってネーミングが変わります。
沖縄の食材、ナーベラーにパパイヤ
ゴーヤに次ぐ沖縄の定番夏野菜といえばナーベラー(食用ヘチマのこと)。え?ヘチマを食べるの?と驚くかもしれませんが、味はじっくりと煮込んだ冬瓜を想像してもらえば食用として納得してもらえますよね。中でもナーベラーの味噌煮であるナーベラーンブシは定番中の定番と言っていいでしょう。あっさり味噌味でいただくナーベラーのとろりとした食感が滋養満点の一品です。
野菜として売られているパパイヤ
人気のラフテー、ソーキなど豚肉料理
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お箸でする~りと切れるやわらかいラフテー
よくメニューで見かけるテビチとは豚足のこと。コラーゲンたっぷりで美容にも◎なので女性の方はぜひ。ミミガーは豚の耳、チュラガーは豚の顔。どちらもお酒のおつまみにピッタリですよ!
また、最近は沖縄在来の豚であるアグー豚に注目が集まっています。幻の豚とも称されるそのお味は臭みがなく口に入れた瞬間とろ~り。アグー豚をメニューに掲げる店も多く、沖縄料理の他しゃぶしゃぶや焼き肉など食べ方もいろいろとセレクト可能です。肉好きをうならせると評判のアグー豚、滞在中にぜひ一度その味を体感してみてはいかがでしょうか?