島田佳奈の恋愛コラム

何歳になっても恋をする! 大人の恋愛は目的を決めればうまくいく?

大人女性の中には、独身で恋愛を楽しんでいる人もいれば、いわゆる「大人の恋」に悩んでいる人もいます。何歳になっても恋をする、そしてその恋愛を楽しむためには、どうすればいいのでしょうか。ぜひ参考にしてみてくださいね。

島田 佳奈

執筆者:島田 佳奈

恋愛ガイド

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<目次>

何歳になっても恋をすることができる? 恋愛に年齢は関係ない!

何歳になっても恋をすることができる?

「年齢」によって、恋愛で変化していくこととは?

結論から先に言えば、人はいくつになっても恋愛できます。ただしそこには1つの前提があります。それは、若い頃にする恋愛と大人になってからの恋愛は、形式も内容も大きく異なるということ。

学生時代と社会人になってからの恋人との交際スタイルが異なるのと同様、20代・30代・40代・50代と齢を重ねるに従い、その世代におけるベストな恋愛スタイルがあります。

たとえば40代が20代と同じような恋愛ができるかといえば、体力的にも時間的にも難しくなるもの。大人のあなたが肉体の変化、メンタルの成長、社会における立ち位置の変化などを無視して若い頃みたいに「デートは週2回」「毎晩深夜までLINE通話」なんてしていたら、きっと疲れが取れず、仕事のパフォーマンスにも影響が出てしまうはず。

40代の男性の中には20代の若い女性とお付き合いしたがる人が一定数います。しかし現実は「仕事が忙しい」ばかりで彼女を放置しがちになったり、体力的にアクティブなデートにつきあえなかったりと、世代ギャップを感じてしまうのがオチ。

肉体的な若さを維持しているか、時間の融通が利く仕事をしている人でもなければ、そのギャップは埋められないでしょう。若い頃と同じような恋愛をしたければ、相当な努力が必要になる、ということです。
 

「大人らしさ」にこだわりすぎると、つまらない恋になる

逆に「もう若くないから」と何事もセーブしてしまっても、恋愛は楽しくなくなります。たとえば「次にお付き合いするなら絶対に結婚前提で」と身構えていたら、いい人に出会えても相手にプレッシャーを与えすぎて、進展する前に引かれてしまうかもしれません。

あるいは「相手の親の介護とか巻き込まれたらイヤだし、もう結婚は考えない」と先にディフェンスしても、逆に真面目な出会いを遠ざけてしまう可能性があります。仕事上の責任が増えたり老いてゆく親の面倒など、自身の役割や立場を無視できなくなってくるのは大人ならでは。

人生を楽しむのもつまらなくするのも、あなたの生き方次第。多忙を言い訳に恋愛をセーブしてしまったら生活が味気なくなるし、心が求める感情を理性で抑えすぎるのは、精神衛生上よくありません。

もちろん、今置かれている自分の立場を無視して恋の逃避行……なんて大胆な行動をするのも、大人としては微妙。小説であればワクワクする展開ですが、現実は一瞬のハッピーを感じた先に、厳しい現実が待っています。

大人ならではの恋愛は、理性と本能のバランスを考えながら進めたいもの。具体的には、どのようなスタイルがベストなのでしょうか。
 

結婚と切り離せば、恋愛はもっと楽しくなる

まずは、自分はこの先結婚をするつもりなのか、それとも結婚願望は薄めなのか、自分の心と向き合ってみましょう。

恋愛の先に結婚を想定するかどうかで、恋愛スタイルは大きく変わってきます。20代の頃であれば、結婚というステップは「先のこと」としてアバウトなまま恋愛をすることも簡単でした。それはまだあなたが若かったから。

たとえばあなたが40代であれば、結婚を前提にすることはできても、子どもを持つことはすでに難しい時期に入っています。そこで結婚願望のない相手と数年間お付き合いしたのち別れたら、あなたは何歳になっているでしょうか。

大人になるほど結婚を前提とした出会いは減少します。それは独身者の絶対数が減ってしまうから。選ぶとか選ばれるとか以前の問題です。大人のあなたが「恋愛をしたい」のであれば、未来に結婚の青写真を描かないほうが、出会いの確率はアップします。独身貴族な大人との恋愛は、純粋に恋愛だけを楽しみたい相手としか成立できないのです。
 

結婚を望むなら「婚活市場」で恋をしよう

いくつになっても「好きな人と恋愛したのち結婚したい」のであれば、日常の出会いを待つよりも婚活に出会いを求めるほうが確実だと筆者は考えます。事実、筆者は婚活市場に出会いを求めたおかげでいい人とめぐり会い、50歳に再婚しました。

ただでさえ独身者が少なくなってくる大人世代。しかも相手が結婚願望のある人かどうかを見極めるのは、簡単なことではありません。その点、最初から婚活市場で相手を探せば、結婚を意識したお付き合いができます。ドキドキする恋愛とは違いますが、好みのタイプから選んでいる以上、恋心は芽生えやすいでしょう(婚活市場に紛れている「結婚目的でない人」については、ここでは割愛します)。

恋愛と結婚が必ずしもイコールでないことは、大人のあなたは分かっているはず。結婚を意識した恋愛、結婚を考えない恋愛、どちらも間違いではありません。一瞬で燃え上がり消えていく刹那のような恋だって、人生に深い1ページを刻む彩りのひとつです。

もうあなたは自分の行動に責任の取れる大人なのですから、難しく考えすぎず「好き」の感情を大切してほしいと筆者は思います。「縁」というものは、心の思うまま前向きに進んだ先に生まれるのです。

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