遊園地

「あらかわ遊園」は家族におすすめ! リニューアルで変わった5つのポイントとは?

東京の歴史ある遊園地「あらかわ遊園」が2022年4月にリニューアルオープンしました。リニューアルでどこが変わったか、5つのポイントに分けて紹介します。ひとことで言うと“家族にピッタリ”の遊園地です。新しくなった「あらかわ遊園」に家族で出かけてみませんか?

佐々木 隆

執筆者:佐々木 隆

遊園地ガイド

2022年4月にリニューアルオープンした「あらかわ遊園」は、ひとことで言えば“家族にピッタリ”の遊園地です。リニューアルでどこが変わったか、5つのポイントに分けて紹介します。
 

「あらかわ遊園」が2022年4月にリニューアルオープン

あらかわ遊園

都電荒川線の「荒川遊園地前」をおりてすぐ「あらかわ遊園」と書かれたゲートがあります

大正11年(1922)開業という古い歴史を持つ下町の遊園地「あらかわ遊園」。今回の大リニューアルでの注目のポイント5つは、こんなラインナップです。

【ポイント1】家族にやさしい無料遊び場やサービス・設備
【ポイント2】家族向けのアトラクションが揃う「のりもの広場」
【ポイント3】雨の日もOKの屋内遊び場「わくわくパーク」
【ポイント4】人気動物との距離が近い「どうぶつ広場」
【ポイント5】園内3つの店のおすすめフーズ&グッズはこれ


上の【ポイント1】~【ポイント5】をタップすれば、ご覧になりたい記事に飛びますので、お好きなところからどうぞ。まずは「あらかわ遊園」の基本情報から。
 

「あらかわ遊園」基本データ

家族で遊べるスポット目白押しの「あらかわ遊園」には「のりもの広場」「わくわくパーク」「どうぶつ広場」などがあります。リニューアルで、とにかくキレイで快適な遊園地へと生まれ変わりました。
あらかわ遊園

遊園地「あらかわ遊園」の入園ゲート

■あらかわ遊園
住所:東京都荒川区西尾久6-35-11
TEL:03-3893-6003
料金:入園料=大人800円、中学生400円、小学生200円、未就学児無料、65歳以上400円
フリーパス(入園+のりもの乗り放題)=大人1800円、中学生1000円、小学生700円、3歳以上未就学児500円、2歳以下無料、65歳以上1400円
営業時間:9:00~17:00(夜間開園日は~20:00)
定休日:火曜(祝日の場合は翌日、学校の春・夏・冬休みは開園)、12月29日~1月1日
アクセス:都電荒川線荒川遊園地前駅から徒歩3分
※入園に事前予約が必要な場合があります。公式サイトで必ず事前にご確認ください。
 

【ポイント1】家族にやさしい無料遊び場やサービス・設備

最初に注目してもらいたいのが、無料の遊び場やベビーサービス、施設・設備などの充実です。これ、子ども連れには1番気になるところです。家族にやさしいということは、それは高齢者にもやさしい、つまりは3世代にやさしい遊園地なのです。まずは、無料の遊び場から。
あらかわ遊園

この複合遊具は「わくわくハウス」の裏にあります。地面はやわらかい素材で、子どもにも安心です

あらかわ遊園

その近くに「しばふ広場」があって「ロングすべり台」を設置。子どもたちに大人気の無料遊具です

あらかわ遊園

入園ゲートの近くには「水遊び広場」があります。水に入って遊ぶのもOKです

あらかわ遊園

都電荒川線「荒川遊園地前」から遊園地に向かう途中にも遊具があります。このエリアは入園チケットも不要です

ベビールームや授乳室、子ども専用のトイレといったベビーサービスを少し紹介します。ここに紹介するほかに、トイレは園内に3カ所、おむつ交換台もあります。
あらかわ遊園

「わくわくハウス」のベビールーム。ベビールームは園内4カ所にあります

あらかわ遊園

ベビールームには、個室の授乳室やおむつを捨てる専用ボックスなどを完備

あらかわ遊園

「わくわくハウス」にある子ども専用のトイレ。スリッパや便器、洗面所もかわいいですね

園内バリアフリー化に力を入れており、スロープが多いんです。アトラクションも「観覧車」「メリーゴーランド」「豆汽車」は車いすのまま利用可能。
あらかわ遊園

園内各所、しかも便利な場所にスロープがあります。ベビーカーも車いすも助かります

 

【ポイント2】家族向けのアトラクションが揃う「のりもの広場」

アトラクションがあるのは「のりもの広場」。家族みんなで乗れるものばかりで6種あります。ここで紹介する5種以外に「ファミリーコースター」もありますよ。

■観覧車
料金:大人400円、子ども200円(フリーパス利用可)
制限:未就学児は要付添
のりもの広場

カラフルなゴンドラに乗って高さ約40m、約9分の空の旅へ

のりもの広場

透明のゴンドラが4台。足元も透けて見えるので、ちょっとスリルがあります

のりもの広場

遊園地内はもちろん、下町の風景、さらに東京スカイツリーも見えます


■豆汽車
料金:大人200円、子ども100円(フリーパス利用可)
制限:未就学児は要付添
のりもの広場

汽車のデザインは新しくなりましたが「豆汽車」自体は、昭和25年(1950)からの歴史あるアトラクションです

のりもの広場

「どうぶつ広場」の周りを約3分で1周します。ポニーが歩いている横やヤギ、フクロウなどのそばを走ります


■スカイサイクル
料金:大人200円、子ども100円(フリーパス利用可)
制限:3歳未満不可、120cm未満は要付添
のりもの広場

1周228m、最大地上約5mのところを走る「スカイサイクル」

のりもの広場

自動走行ボタンもあるので、こがずに少し休んだりもできます


■ウォーターシューティングライド
料金:大人200円、子ども100円(フリーパス利用可)
制限:3歳未満不可、未就学児は要付添
のりもの広場

周囲の消防車ライドから、中央の建物めがけて消火するように水をシューティングします

のりもの広場

シューティングすると得点も出るので盛り上がります


■メリーゴーランド
料金:大人200円、子ども100円(フリーパス利用可)
制限:未就学児は要付添
のりもの広場

遊園地の定番「メリーゴーランド」は1回約2分

のりもの広場

恐竜やパンダなど、馬だけでなく種類が増えました

 

【ポイント3】雨の日もOKの屋内遊び場「わくわくパーク」

今回のリニューアルで「これはおすすめ!」と思ったひとつが「わくわくパーク」です。屋内遊び場なので雨の日でも大丈夫。中にある遊具も、体を使って遊んだり、おままごとができたり、もくもくと何かをつくったりなど、子どもたちが自由に遊べるアイテムがいっぱい。1時間では足りない子どももいそうですね。18カ月までの乳児が対象の「ベビーラウンジ」もあります。
わくわくパーク

「わくわくパーク」はスカイブルーの建物「わくわくハウス」の2階にあります


■わくわくパーク
料金:1時間=子ども300円、大人200円(フリーパス利用可)
制限:6カ月~12歳対象、子ども3名に対して大人1名以上要付添
わくわくパーク

すべり台などの遊具が揃う「リヴァーブリッジ」エリア

わくわくパーク

「ままごとマルシェ」エリアには、キッチンや調理道具などが勢揃い。野菜や具材なども含めて全部、木でできています

わくわくパーク

クライミングのような「スカイウォーク」エリアもあります

わくわくパーク

自由な発想でものづくりができる「ブックパドル」エリアと休憩スペース

 

【ポイント4】人気動物との距離が近い「どうぶつ広場」

開放的な空間に約20種の動物が暮らす「どうぶつ広場」。ほとんどの動物が、柵越しに接近して観察できます。えさをあげたり、ふれあえる動物もいますよ。

■どうぶつ広場
営業時間:10:00~15:30
料金:入場無料、えさ1個100円(フリーパス利用不可)
どうぶつ広場

「ふれあいコーナー」ではモルモットやウサギに、えさをあげたり、ふれあえます。20分ごとに10分休憩があります

どうぶつ広場

猛禽類コーナーのアフリカワシミミズク。ちょっと目が合いました……

どうぶつ広場

これはメガネフクロウ。ここは、10~12時と13時~15時30分の時間「猛禽類フォトスポット」になっていて、1時間ごとに猛禽類の入れ替えがあります

どうぶつ広場

4~10歳対象で1日3回、ポニーに乗れる「ポニー乗馬サービス」を実施。料金は100円(フリーパス利用不可)で入園口で受付。各回先着で人数が決まっているのでお早めに

どうぶつ広場

周囲を見渡すミーアキャットと毛づくろい(?)をするミーアキャット

どうぶつ広場

ヤギやヒツジが暮らすエリア。ここでは、えさをあげることができます

どうぶつ広場

ヤギやヒツジと同じ柵内にアルパカもいます。えさもあげられます

 

【ポイント5】園内3つの店のおすすめフーズ&グッズはこれ

園内には3つの店があります。いただけるメニューやおみやげは、遊園地オリジナルのものも多いのでチェックしてみてください。

■一球さん号(カフェ193)
一球さん号

入園ゲートの近くにある「一球さん号」

一球さん号

カフェなので、車両に入ってひと休みできます

本当に都電で走っていたという「一球さん号」。以前は展示だけでしたが、今回のリニューアルで「カフェ193(いっきゅうさん)」となりました。ここでは、こんなものが買えます。
一球さん号

都電もなか10個入り2200円。これは、都電沿線の和菓子店「菓匠 明美」のお菓子。駅舎ボックス入りです

一球さん号

カタカタつりわパン270円。シュガーで味付けしています


■コッペぱんクック
コッペぱんクック

「わくわくハウス」の1階にあるテイクアウトの店

お菓子コッペや、おかずコッペを販売する「コッペぱんクック」。ナポリタンコッペセット830円などのほか、ここだけのスイーツもあります。「わくわくハウス」の休憩スペースや屋外「しばふ広場」でいただけます。
コッペぱんクック

米粉チュロスパフェ1個680円。チュロス、ソフトクリーム、フレーク、チョコ入りです。左が「あら」、右が「かわ」


■もぐもぐハウス
もぐもぐハウス

「もぐもぐハウス」には屋外にテラス席もあります

「もぐもぐハウス」には、2階に100席の休憩スペースがあり、1階でランチメニューなどを購入できます。
もぐもぐハウス

大人向けでボリューム満点! 大人様ランチボックス960円。お子さまランチボックス770円もあります

「もぐもぐハウス」1階では、遊園地オリジナルグッズなどを販売しています。
もぐもぐハウス

紙袋の商品が、をかし楽市 あられ出汁醤油ともちあげ各399円。右奥が、あらかわ遊園マドレーヌ180円

もぐもぐハウス

チョコもち10個入り324円。パッケージのデザインは荒川区のマスコットキャラ「あら坊」と「あらみぃ」

もぐもぐハウス

レモン風味の缶入りラムネ1個540円。左が「一球さん号」、右が「ファミリーコースター」デザイン

もぐもぐハウス

1回500円の「あらかわ!くじ」もあります。ほかでは入手できない商品も

「あらかわ遊園」家族におすすめの5つのポイント、いかがでしたか? リニューアル前よりも、より家族で過ごしやすくなった印象です。キレイで新しい下町の遊園地へ、ぜひ出かけてみてください。


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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