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「保管が面倒」「きめの細かい泡を作れる」…洗顔ネットを“使う派”は何割? 肌にやさしい「正しい」洗顔法も…

くしゅくしゅと揉むだけで、手では作れないモコモコ泡が簡単に作れる洗顔ネット。今回はAll About編集部が実施したアンケートをもとに、洗顔ネットの利用実態と、負担の少ない洗顔方法を紹介します。

野田 真史

執筆者:野田 真史

皮膚科医 / 皮膚の健康ガイド

くしゅくしゅと揉むだけで、手では作れないモコモコ泡が簡単に作れる「洗顔ネット」。泡洗顔が肌にいいとは聞くけれど、どれくらいの人が使っているのでしょうか。
 
そこで今回、All About編集部は全国500名にアンケートを実施。洗顔ネットに関するアンケートの結果とともに、洗顔ネットを清潔に保つためのアイデアを紹介します。
 
※アンケートは全国各地500名を対象に実施
※アンケート実施期間2021年7月19日~8月2日
 

約4割が洗顔ネットを使っている 

「洗顔ネットを使用していますか?」という質問に対するアンケート結果は以下の通りでした。
洗顔ネットの使用有無

洗顔ネットの使用有無

・使用している 39%
・使用していない 61%
 
>>不潔な洗顔ネット使ってない!? 2つのポイントをチェック

〇洗顔ネットを「使う派」の意見
「洗顔ネットを使用している」と回答した人は39%でした。
 
・ニキビに悩んで以来使ってます。よく汚れが落ちる気がします(男性 20代)
・手で泡立てるのは時間もかかるし面倒なので(女性 40代)
・きめの細かい泡を作ることができ、肌触りも滑らかで気持ちよく洗顔ができる(男性 40代)
 
そのほか「肌の負担が少ないと思うから」「泡立てるのが楽しい」「少量でも泡立つので洗顔料の節約になるから」などの声が寄せられました。
 
また全体の70%が「洗顔ネットで作った泡のほうが汚れがよく落ちると思う」と回答していることから、今回「使用しない」と答えた人も洗顔ネットを使うメリットは感じているようです。

〇洗顔ネットを「使わない派」の意見
一方、「洗顔ネットを使用しない」と回答した人は61%でした。
 
・せっけんで洗顔しているが、手で十分泡立つと思っているから(女性 30代)
・置く場所がない(女性 30代)
・ネットが不衛生な感じがするので、それを利用して作った泡で洗いたくないから(女性 50代)
 
「使う必要を感じない」という理由だけでなく、「以前使っていたがカビてしまった」「保管や手入れが面倒」という理由でやめてしまったという人も多いようです。
 

泡洗顔で肌荒れやくすみを予防!

では実際、モコモコ泡を立てて洗顔することにどんなメリットがあるのでしょうか。
 
手でゴシゴシ洗うと摩擦で肌荒れや長期的にはくすみの原因にもなりかねませんので、泡を軽く乗せて洗うことでそれを防ぐことができます。
 
手で直接皮膚をこすると皮膚のバリア機能が傷つき、乾燥の原因にもなります。
 
洗顔に時間をかけられない方は、泡で出てくるタイプの洗顔料を使用すると手間が少なく気軽に泡洗顔ができます。泡タイプではない製品がお気に入りであれば、洗顔ネットで泡立てるのもよいでしょう。
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