秋冬に起こりやすい「ゆらぎ肌」とは? 季節に合わせたスキンケアを
ゆらぎ肌とは、肌が外的・内的な何かしらの要因を受け一時的に敏感になったり、不安定になったりしている状態のこと。外的な要因として考えられるのは、気温や湿度の変化、花粉、紫外線などで、内的な要因としては、ホルモンバランスの変化や乱れた食生活、睡眠不足、ストレスなどが考えられます。特に秋冬は、気温や湿度が低下で肌が乾燥したり、肌のターンオーバーが乱れたりして肌トラブルが起きやすい季節です。また、気温の低下で血行不良に陥りやすく、夏の紫外線などのダメージも引きずりがちに。そのため肌がごわついたり、くすんだりしやすいのも悩みの種。
秋冬に向けたスキンケアアイテムの切り替えは、肌への刺激を避けるために少しずつ行いましょう。そして、使用するアイテムも保湿力の高いものであることに加えて、肌荒れや吹き出物などを防ぐ効果のあるものを選びましょう。
秋のゆらぎ肌対策1:古い角質を落とし肌のターンオーバーを促進する
肌がごわつく原因の1つ「古い角質」をやさしく落とすことで、肌のターンオーバーを促進し、健やかな肌を育みましょう。スクラブなど刺激を与える可能性が高い商品は避け、肌にやさしくアプローチする拭き取り化粧水の導入を。コットンにたっぷりと拭き取り化粧水を染み込ませ、やさしく肌をすべらせるように拭き取りましょう。■おすすめスキンケア商品:ネイチャーコンク 薬用 クリアローション とてもしっとり やさしく古い角質や汚れを落としてくれる拭き取り化粧水。植物由来の保湿成分が10種類も配合されているので、拭き取りながら肌を保湿します。
また、肌荒れやニキビを防ぐ作用を持つ抗炎症有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」や、メラニンの生成を抑制し、シミやそばかすにアプローチする美白有効成分「プラセンタエキス」を配合。使い続けることで、明るく透明感のある健やかな肌へと導きます。手でやさしく押さえるようになじませるだけでもOK。
秋のゆらぎ肌対策2:肌を保湿しバリア機能を高める
肌の角質層には、水分と油分が交互に規則正しく何層も重なり合う、「ラメラ構造」と呼ばれるものが存在し、体内の水分が蒸発するのを防ぐ役割を担っています。ラメラ構造が崩れると肌が乾燥し、バリア機能が低下して肌トラブルの原因にも。肌の乾燥を防ぐには、このラメラ構造を守るケアが必要です。■おすすめスキンケア商品:フラコラ ラメラセラミド原液 ラメラ構造の大部分を占め、肌のバリア機能や保湿機能に大きな関わりを持つ「セラミド」を肌へ届ける原液美容液。洗顔やクレンジングを済ませたすぐの肌に塗布すると、素早くなじんで肌にうるおいを届けながら肌のバリア機能をサポートします。使い続けることで外的な刺激などに左右されにくい肌へと導きます。
秋のゆらぎ肌対策3:デリケートな目元は専用アイテムを投入する
私たちの体の中で最も薄い皮膚は、目元。皮脂腺も少ないため乾燥しやすく、トラブルが起こりやすいパーツと言えます。そんなデリケートな目元には専用のアイテムを投入しましょう。肌に比較的やさしく保湿力の高いものを選ぶのがベストです。■おすすめスキンケア商品:BITOKA アンピュール10 クリスタルクリーム 10日間使い切りタイプのジェル状アイクリーム。最後まで新鮮な状態で使え、気軽に持ち歩けるサイズなのも魅力のひとつです。肌のコンディションを整える効果が期待できる新潟県産の「シャクヤク花エキス」と、ハリと潤いのある肌へと導く効果が期待できる「愛媛ポンカン果皮エキス」を配合。使い続けることで、ベタつかずにピンとしたハリのある目元に導きます。
秋のゆらぎ肌対策4:肌トラブルへのアプローチ力が高い商品を投入する
韓国発のシカクリームは、肌トラブルへのアプローチ力が高い商品の1つ。肌の保湿や鎮静、修復などに効果があるとして高い人気を集めていますが、肌へのやさしさにもこだわって選びましょう。■おすすめスキンケア商品:KuSu CICA リペアクリーム Pro 韓国製が有名ですが、こちらは貴重な国産のシカクリーム。肌本来の働きをサポートする効果が期待できる「ツボクサエキス」を高濃度配合し、うるおいが続く肌作りをサポートします。さらにハリや弾力を高める効果が期待できる「ナイアシンアミド」などを配合し、保湿と肌トラブルケア、エイジングケアを叶えてくれます。ラベンダーとベルガモットの癒される穏やかな香りも◎。
こういったケアに加えて、日々の汚れやメイクをきちんと落とし、日焼け止めなどで紫外線を防止することも大切です。毎日コツコツと丁寧なケアを行うことで健やかな肌を育みましょう。