日常生活には収納したい「小さなもの」がいっぱいある
このhmnyの「ミニパック B-083」を使い始めて、今、必要なのはこういう「小さなポーチ」だったのではないかと思いました。かなりの場所でキャッシュレス利用ができるようになったことで、財布はコンパクトになり、スマホの機能向上で日常で持ち歩く荷物もとても減りました。その上、リュックが移動時のカバンの主流になりました。そういう状況で意外に面倒なのは、例えば、受け取ったレシートや領収書、買い物メモといった、従来は財布に入れていた紙片の収納場所がないことだったり、リュックには薬や目薬、USBメモリや飴といった、サッと取り出したい小さな立体物の収納場所がないこと。
この「ミニパック B-083」は、そういった小さなものを収納して、身につけて持ち歩くのに最適なのです。いわゆるミニポーチよりはかなり小さく、しかし、コインケースなどに比べれば大きくしっかりマチがあるので立体物の収納も可能。それこそ、イヤフォンや充電ケーブルと、常備薬や絆創膏などをまとめて収納できる必要最小限のサイズというのは、ありそうでない、気持ち良いサイズ感です。
大人が使える小さなバッグとしての質感とデザイン
しかも、こういう小さなポーチがきちんとした質感の良い牛革でできているというのが、また良いのです。なので、小さいけれど大人が持っても違和感がなく、また、ブラック、グレー、ブラウン、ネイビー、オレンジ、イエロー、グリーン、ライトグレーと、ビビッドな色からシックな色までそろったカラーバリエーションの豊富さで、色んなファッションやシーンに対応できるようになっています。シワ加工された柔らかい革に撥水加工まで施されているので、扱いやすく、しかも傷みにくいのも特長。普段使いするポーチとして、気を遣わずラフに使えるので、とても気に入っています。
大きく開く開口部に開閉しやすいファスナーの把手部分は、持ちやすい大きな革の引き手付き。筆者は通常、この中に糖分補給のコーヒーキャンディと塩分補給の塩飴、毎日昼食後に飲む薬の予備、絆創膏、ギターピック、充電ケーブルを入れて持ち歩いていますが、大きく開くし、指を突っ込みやすいので、小さい割に中のものが探しやすく、ものの出し入れがスムーズなのです。内装がシルバーなのも、中が見通しやすくて良いのです。
「持ち歩きやすさ」まで考えて作られた丁寧な仕事に注目
W15×D69×H88mmというサイズと、角が丸く仕上げられている形状は、ポケットに入れても邪魔にならないのですが、更に背面にはリングが付いています。なので、カラビナなどを付けてベルト通しやバッグのストラップなどに吊り下げておくことも可能。これがまた便利で、スマホで支払った後、レシートなどを持ち帰るのに、さっと開いて収納できるのです。歩行中にも、バッグやポケットに手を突っ込まずに飴などを取り出せるのです。バッグ内部のキーリングなどに付けておいても良さそうです。
実物を手にしてもらうと分かると思うのですが、この質感の本革のポーチが、4950円(税込)で買えるというのは、とてもお得だと思うのです。手袋などの縫製に使われる「袋縫い」を駆使した、縫い目が表に出ず、柔らかい曲線を描くフォルムのキレイさも、他の似たような製品との大きな違い。
こういう小さな製品だからこそ、丁寧で高い技術による仕事が製品の品質に直接つながります。メーカーのサイトによると、AppleのAirPodsのケースもすっぽり入るそうで、サイズについても、かなり試行錯誤した様子がうかがえます。使っていて手放せなくなったのも無理もない、地味ながらも名品といってもいい製品なのです。
参考
※1:hmny「ミニパック B-083」購入サイト(https://koncent.jp/?pid=160039229)
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