見た目に涼やかな「シアーシャツ」！40～50代の正解コーデは？

昨年に引き続き、シアーシャツが人気を集めています。透ける素材は涼やかな印象を与える半面、肌が透けて見えるので、人目が気になってしまうアイテムでもあります。ブラウスではなくシャツなので、シンプルかつマニッシュに着こなすのが基本です。襟のデザインはシャツカラー（開襟）とバンドカラー（立ち襟）がありますが、肌の露出が気になる方は、バンドカラーの方が取り入れやすいでしょう。

今回は6つのコーディネートを例に、シアーシャツの正解をナビゲートします！
 

定番「モノトーンコーデ」なら、シアーシャツをシックに着こなせる

シアーシャツをシンプルに着こなすなら、モノトーンコーデがおすすめです。キャミソールとイージパンツを黒で揃えて、白いシアーシャツを重ねただけのシンプルなコーディネートですが、ボリューム袖、ビッグシルエットなど、2021年のトレンドが取り入れられているので、定番のモノトーンコーデが新鮮に映ります。

二の腕をカバーしてくれるボリューム袖が似合うのは、上半身が華奢なタイプ。ただ、服に着られているように見えてしまうこともあるので、ボリュームのさじ加減をしっかり吟味しましょう。 黒のシアーシャツワンピースは、モノトーンコーデの黒の分量を多めにしたいときに重宝するアイテム。透け感が、黒の重さを和らげ、涼やかさを引き寄せてくれるからです。このシャツワンピースは、フロントの表情はマニッシュですが、後身頃にギャザーをたっぷりとっているので、足さばきがよく、華やかさもあります。シャツワンピースのインは黒いキャミソールなので、上半身は一体感があります。白いパンツにこのワンピースを重ねることで、軽やかなモノトーンコーデとなっています。

フレンチスリーブは二の腕をカバーしてくれますが、肩幅を強調します。どちらかといえば、肩幅が狭いタイプに似合います。
 

白黒シアーシャツは、カラーパンツと好相性

白や黒のシアーシャツは、カラーパンツとの相性も◎。カラーパンツに視線が引き寄せられるので、シアーシャツの透け感が気になってしまう人におすすめしたいコーディネートです。

オーバーサイズのシアーシャツがしっくりこないけれど、体型カバーしたい人におすすめしたいのは、甘さのあるシアーブラウス。ピンタックや裾のフレア、ギャザーをたっぷり寄せた袖のデザインで、さらっと着るだけで、リラックス感のある着姿を叶えてくれます。このブラウスは、ドロップショルダーではないので、肩幅や肩のラインを自然に見せてくれます。 シアーシャツワンピースは、ボタンを開けると、羽織りとしても着用することができます。シャツワンピースとタンクトップは白なので、グリーンのパンツの方に視線が引き寄せられます。

ラフで肩の力が抜けた、ゆったりカジュアルコーディネートが似合うのは、関節がしっかりしていて、骨感が目立つタイプ。ドロップショルダーのハーフスリーブシャツのような、作り込みすぎないデザインが着映えします。
 

ニュアンスカラーのシアーシャツならグッと大人っぽい雰囲気に

色もののシアーシャツにチャレンジするなら、ニュアンスカラーがおすすめです。オリーブグリーンのタンクトップに、ピスタチオグリーンのシアーシャツを羽織り、ボタンを留めずに裾をラフに結んだこなれ感のあるコーディネート。ピスタチオグリーンがイエロー系のバテック調プリントのパンツとナチュラルなカラーハーモニーを奏でています。

ドロップショルダーはともするとルーズになってしまいがちですが、長めでタイトなカフスで袖のシルエットを整えると、すっきりと着こなすことができます。 オレンジ系も夏の日差しに映える色のひとつ。このシアーシャツワンピースは2枚仕立てになっているので、透けにくいのですが、ワンピースとしても着用する場合はペチコートが必要になります。パンツとのレイヤードスタイルにすると、アクティブに動きやすいというメリットもあります。

関節がしっかりしていて、骨感が目立つタイプは、体のラインを強調させたり、肌の出し過ぎはNG。スカート見えするワイドパンツに重ねて、ゆったりとしたシルエットをつくると、洗練された大人のリラックス感のある着こなしを楽しむことができます。

シアーシャツはトレンドのアイテムなので、素材、デザインなどの種類が豊富です。今回ご紹介した6タイプのコーディネートを参考に、自分らしい着こなしを楽しんでくださいね。

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