50代、他人には言えない夫婦の「寝室問題」

セックスレス

夫婦の夜の問題を複雑にするのは、ズバリ「夫婦の性欲ギャップ」。セックスレスであろうとセックスフルであろうと、夫婦の性欲が同じであれば、実は夫婦の寝室は平和なのです。

「80歳まで頑張るぞ。死ぬまで現役でいてこそ本望だ」という夫と「たまには我を忘れるほど……」という妻。

「俺、セックスよりもゲームのほうが楽しい」という夫と「面倒だから、ない方がいいな」という妻。

これはどちらも幸せな夫婦の姿です。

問題なのは夫婦の性欲にギャップがある場合で、

「80歳まで現役志向」の夫と「面倒だからしたくない」妻、「セックスよりゲーム派」の夫と「ときには我を忘れたい」妻、これはどちらも残念が積もってゆく“ため息夫婦”の姿となります。

 

強引に迫ったらマジ切れで……

明美さん(56歳・仮名)は自他ともに認める「バブル期のオンナ」。若いころからいろいろな恋愛を経験した末に、三高の夫を見事手に入れ、専業主婦の座を獲得。現在は2人の子どもがそれぞれ就職。夜の夫婦生活に邪魔が入ることはなくなりました。

「うちは40代前半ぐらいまでは週1回ペースを保っていましたが40代後半ぐらいからペースダウン。『仕事で疲れているから睡眠を確保したい』とはっきり言われるようになりました。最初は浮気を疑ったのですが、どうもそうではなく、本当に体力も性欲も低下していたみたいです。私の方はもっと濃厚にしたい方で、スマホでちょっと刺激的な動画を見かけると体がうずうずしてくるんです。一度、熟睡している夫に強引に迫ってみたこともあったのですが、目覚めた夫にマジ切れされました。旅行先など環境が変わって夫の機嫌がいい時には夫婦生活もあったのですが、コロナ禍で旅行に行けなくなってからは、そのままセックスレスが続いています」

 

プレッシャーが負担で……

和弘さん(56歳・仮名)夫婦も性欲ギャップが大きいカップル。ゲームが趣味という和弘さんは典型的なインドア派。

「もともとセックスするのは面倒くさいと思っていました。駆け引きをして相手の同意をもらって気を配って……、とか考えると疲れちゃう。自分でアイドルのグラビア見て処理するほうが楽でいいって、若いころから思ってました。と言っても、言うほど処理はしていなかったですけどね。淡泊なので。

でも、妻は閉経後から、なんか自由になったみたいで、セックスにも貪欲になってきました。最近はいろいろとプレッシャーをかけてくるんです。牡蠣を食えとか、ニンニクを食えとか。あとは、『舐めても大丈夫なローション』とかを通販で購入して、『これを試してみようよ』とか。でも、実は最近は朝立ちもないし、もしかしたらEDかも、という不安もちょっとあります。だから余計に、ことに及んで機能不全になるのを避けたいんです。そんな事実と向き合うのは男としてのプライドが許しませんし。だからこそ余計に、妻のプレッシャーが負担です」

閉経を迎え更年期になると性交痛などの課題が生まれる一方、生理から解放されて、新たに自由な気持ちでセックスに目覚める方もいらっしゃるようです。

「したい妻」と「したくない夫」のギャップを埋めるための注意点としては、あまり夫に強制しすぎないこと。プレッシャーをかければかけるほど、やる気が萎えるのが男性です。ここは夫に頼らず、セルフプレジャーグッズなどを駆使して、自分ひとりで楽しむ方法も工夫してみることをお勧めします。最近では、それとはわからず購入する方法もいろいろあります。ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。


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