台湾料理

これが本場の「台湾カステラ」レシピ……現地“台湾”からお届け!

今回は台湾カステラのレシピをご紹介いたします。本場台湾の味に仕上げるためには、砂糖の量をぐっと控えましょう。こうする事で卵の優しい香りをより感じる事ができます。台湾料理研究家が、現地からお届けする作り方です。

小河 知惠子

執筆者:小河 知惠子

台湾料理ガイド

これが本場の「台湾カステラ」レシピ……現地“台湾”からお届け!

カテゴリー:スイーツケーキ

台湾の定番スイーツ「台湾カステラ」のレシピ……現地の味を再現!

「フワフワでシュワシュワ!」と話題の台湾カステラ。私の住む台湾では『古早味蛋糕』と呼ばれ、多くの人に愛され、定番化しています。

台湾カステラをより現地の味に近づけるには、砂糖の量をぐっと減らすこと。そうすることで卵の優しい風味をより感じることができます。

幸せ気分の台湾カステラをお楽しみください。
 

本場の味! 台湾カステラの材料(18センチ角型)

台湾カステラの材料
薄力粉85g
6個
植物性油70g
牛乳70g
グラニュー糖75g
ひとつまみ
レモン汁小さじ1

本場の味! 台湾カステラの作り方・手順

台湾カステラ

1準備

<p align="left">卵は卵白と卵黄に分けておく。粉はふるっておく。型にオーブンペーパーを敷いておく。<br />
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卵は卵白と卵黄に分けておく。粉はふるっておく。型にオーブンペーパーを敷いておく。
 

材料は最初に全部計っておきましょう。

2ボウルに油を入れ、湯煎にかける。牛乳もぬるま湯程度に温める

<p align="left">ボウルに油を入れて、湯煎でお風呂よりも熱いくらいに温める。牛乳もぬるま湯程度に温める。</p>

ボウルに油を入れて、湯煎でお風呂よりも熱いくらいに温める。牛乳もぬるま湯程度に温める。

植物性油は、コーン油、菜種油、紅花油、グレープシードオイル、コメ油等。サラダ油でもかまいません。

3【2】の油に薄力粉を入れて泡立て器で混ぜる

【2】の油に薄力粉を入れて泡立て器で混ぜる。
【2】の油に薄力粉を入れて泡立て器で混ぜる。

4牛乳も加えて混ぜる

ぬるま湯程度に温めておいた牛乳を入れて泡立て器で混ぜる。
ぬるま湯程度に温めておいた牛乳を入れて泡立て器で混ぜる。

5卵黄を3回くらいに分けて入れて均一になるまで混ぜる

<p align="left">卵黄を3回くらいに分けて入れて均一になるまで混ぜる。</p>

卵黄を3回くらいに分けて入れて均一になるまで混ぜる。

6大きめのボウルでメレンゲを作る

<p align="left">大きめのボウルに卵白と塩を入れてハンドミキサーで攪拌し、泡立ってきたらグラニュー糖の1/3を入れる。</p>

大きめのボウルに卵白と塩を入れてハンドミキサーで攪拌し、泡立ってきたらグラニュー糖の1/3を入れる。

塩はメレンゲを安定させる効果と、少ない砂糖でも甘みを引き立たせる効果があるので忘れずに入れましょう。ひとつまみは、親指と人差し指、中指の3本の指を使って取った量です。

7残りのグラニュー糖、レモン汁を入れてさらに攪拌する

<p align="left">さらに攪拌し、泡がきめ細かくなったところでグラニュー糖1/3、泡がクリーム状になったらレモン汁と残り1/3のグラニュー糖を入れて攪拌する。</p>

さらに攪拌し、泡がきめ細かくなったところでグラニュー糖1/3、泡がクリーム状になったらレモン汁と残り1/3のグラニュー糖を入れて攪拌する。

レモン汁を入れる事で卵特有の臭みを抑えます。でき上がりは、レモンの風味はほとんどありません。

8メレンゲの完成

ハンドミキサーを止めて引き上げたときに、ツノがお辞儀をするくらいになったらメレンゲの完成。
ハンドミキサーを止めて引き上げたときに、ツノがお辞儀をするくらいになったらメレンゲの完成。

9【7】の1/3を【4】のボウルに入れて、泡立て器で混ぜる

【7】の1/3を【4】のボウルに入れて、泡立て器でゆっくりと均一になるまで混ぜる。
【7】の1/3を【4】のボウルに入れて、泡立て器でゆっくりと均一になるまで混ぜる。

10【8】を【7】に加えて混ぜ、ゴムベラですくうように混ぜる

<p align="left">【8】を【7】に加えて、ゆっくりと混ぜ、全体が均一になったら、ゴムベラで2、3回すくうように大きく混ぜる。</p>

【8】を【7】に加えて、ゆっくりと混ぜ、全体が均一になったら、ゴムベラで2、3回すくうように大きく混ぜる。

11型に流して表面を整え、空気を抜く

<p align="left">型に流して、カードで表面を整え、底を2、3回テーブルに軽く落として空気を抜く。</p>

型に流して、カードで表面を整え、底を2、3回テーブルに軽く落として空気を抜く。

12天板にお湯をはり、150度のオーブンで1時間焼く

<p align="left">天板にお湯をはり、【10】をのせて、150度のオーブンで1時間焼く。途中表面の焼き色が薄い茶色になったら、アルミ箔を被せて、焦げないようにする。</p>

天板にお湯をはり、【10】をのせて、150度のオーブンで1時間焼く。途中表面の焼き色が薄い茶色になったら、アルミ箔を被せて、焦げないようにする。

焦げると途端に卵臭くなるので、表面の焼き色をしっかり見ておきましょう。

13焼き上がったらすぐに型からはずしてでき上がり

<p align="left">焼き上がったらすぐに型からはずしてでき上がり。</p>

焼き上がったらすぐに型からはずしてでき上がり。

焼き上がってからもオーブンに入れたままだとしぼんでしまいます。

ガイドのワンポイントアドバイス

台湾カステラは、作り立てを温かいまま食べると「ホカホカシュワシュワ」、冷蔵庫に入れて冷やすと「しっとりフワフワ」と、2種類の食感を楽しむことができます。冷凍保存も可能で、その場合は自然解凍していただきます。 保存期間は、冷蔵で2日、冷凍で1週間が目安。なるべく早めに食べ切りましょう。とはいっても、おいしくてついつまんでしまうので、我が家ではすぐに無くなってしまいます。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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