iPhoneの着信拒否設定とは？ 不明な発信者からの通知を一括でオフる方法
iPhoneに急に知らない番号から電話がかかってきた場合、いつもどうしていますか？ 筆者や妻は、たとえ怪しいと分かっていても、コールには出るようにしています。
というのも、小学校の娘がいるもので、どこから何の用事で電話が来るか分からないからです。もし何か娘にトラブルが起きていたら……そう考えたら、どんな番号からでも着信には応じなければなりません。
しかし、取ってみたら案の定、不動産や保険の営業であったケースは、今まで数え切れないほどありました。
そんなときに役立つ、iPhoneの「着信拒否設定」。登録した電話番号からは、以降着信がならないようになります。
設定したことは相手には伝わらないので、「もう受け取らなくていいな」と思ったら、気兼ねなく使って大丈夫ですよ。
iPhoneの「着信拒否」設定方法
iPhoneの電話アプリを開いたら、「履歴」のタブを選択。着信拒否をしたい相手の電話番号を探して、「i」のアイコンをタップします。
電話アプリの「履歴」で着信拒否をしたい相手の電話番号を探して「i」のアイコンをタップ
「この発信者を着信拒否」→「連絡先を着信拒否」を選択
着信拒否設定をした相手からは、以降、電話のほかに「メッセージ」や「FaceTime」の着信も来ません。
着信拒否した相手のリストと解除方法
着信拒否をした相手のリストは、設定アプリから確認できます。設定アプリを開いたら「電話」を選択し、「着信拒否した連絡先」の項目をタップ。すると着信拒否している番号が一覧で表示されます。
「着信拒否した連絡先」の項目で一覧が確認できる
着信拒否設定を解除できる
着信拒否した事実は相手に伝わらない
営業や勧誘の電話であれば、心を痛めずに着信拒否設定できますが、なんらかの事情で知り合いの番号を拒否することになった場合、バツが悪いですよね。ひとつ安心できるのは、着信拒否をしたことは相手には分からないという点です。着信拒否をした相手があなたに電話をかけると、発信者側ではコール音が鳴り続けます。
「特別な事情で繋ぐことができません」なんて、余計なアナウンスは一切なし。ただただ普通と同じコール音が鳴るだけですので、相手には着信拒否の事実は伝わりません。
知らない番号からの着信音をオフにする方法
ひとつひとつ着信拒否設定するのは面倒くさいので、知らない番号からの連絡を一括でオフにしたい。そんなときに便利なのが「不明な発信者を消音」という機能。着信拒否にすることはできませんが、着信音を鳴らさないように設定することが可能です。
設定アプリを開き、「電話」＞「不明な発信者を消音」と進み、スイッチをオンにすればOK。
「不明な発信者を消音」をオンにする
発信者は留守番電話に送られ、受信側の履歴リストには記録が残ります。
この設定の便利なところは、着信自体は受け取れる点。着信音が鳴らないだけですので、「電話番号が変わった」という友人からの連絡は受け取ることができます。
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