40代がピンクを好むのはなぜ？イタくならないピンクコーデのコツ

40代がピンクを好む理由は？

世界的な色見本帳の生産事業や、「今年の色」を決める「パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー」で知られるアメリカのパントン社。同社は毎年、2月と9月に次のシーズンのトレンドカラー情報を発表しています。

2021年春夏のトレンドカラーの中で「この春夏あなたが着たい色は？」というアンケートを行ったところ、40代にはピンク系の人気が高いことがわかりました。

   
理由のひとつとして考えられるのは、2000年代に流行した「ミレニアルピンク」。今の40代は、20代の頃に流行を経験しています。21世紀という新しい時代を生きる「私たちの色」と感じる人が、他の世代よりも多かったのではないでしょうか。40代にとっては、当時の気分を呼び覚ます色なのかもしれません。

ただ、20代の頃と同じようなピンクコーデではイタくなってしまうことも。今回は、40代のためのピンクコーデをナビゲートします。

 

40代が避けた方がよいピンク

ピンクには、桜の花びらのような淡いピンク、ピーチピンクやストロベリーピンクのような甘酸っぱいピンク、エレガントで華やかなローズピンク、ポップでインパクトのあるショッキングピンクなど、さまざまなイメージの色があります。
 
かわいらしいパステル系のピンクは、40代になると着こなすのが難しくなってきます。

パントンの「ピルエット（上のグラフ参照）」のようなやや紫みのある色は、大人っぽい雰囲気もあり、着こなしやすいでしょう。このように、微妙な色みの違いに着目することが大切です。
 
ほんの少しグレーが混じると、スモーキーなピンクになります。落ち着いた雰囲気で、色を取り入れることに苦手意識がある人には、特に人気。

ただ、くすみが強すぎると地味になり、かえって老けて見えます。くすみの加減をしっかり吟味するとよいでしょう。

 

40代におすすめしたいピンク3選 

もちろん、40代の女性をきれいに見せるピンクも存在します。

■1：「ほんの少しだけ」スモーキーなピンク
 
オレンジみのピンクはキュートに、パープルみのピンクはエレガントに。色みの違いも印象を左右しますが、ほんの少しグレーが混じるだけで、落ち着きが生まれます。

ほんのりスモーキーなパステルピンクは、40代の色香を抑えて、少女のような表情を引き出してくれます。

■2：華やかで色気のあるローズピンク
 
40代の色香にマッチするのは、華やかなローズピンク。カラー自体に色気があるため、スカートよりもパンツの方がスマートに着こなせます。

インパクトがある色なので、モノトーンアイテムとのコーディネートも◎。パンツのセンタープレス、シャツのシャープな襟、スクエアトゥのパンプス、スクエアなバッグなど、シャープなラインを取り入れたマニッシュな着こなしが、ローズピンクの色香を引き立ててくれるでしょう。

■3：鮮やかなフューシャピンク
 
40代になると、フューシャピンクのような鮮やかなピンクがしっくり馴染むようになります。

穏やかな色がピンとこないときは、ちょっと派手かなと感じるピンクを試着してみましょう。色の華やかさに負けずに、自信を持って着こなせるようになっているはずです。

シャツのような定番のアイテムでこの色を取り入れるときは、オーバーサイズを選ぶと、トレンド感のある着こなしを楽しめるでしょう。


年齢を重ねると、以前は似合っていたピンクが似合わなくなったり、以前は似合わなかったピンクの中にも似合うものが出てきます。

先入観を捨てて、これまで着たことのない色にもチャレンジしてみてください。40代になったあなたを輝かせるピンクに出会えるはずです。


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2021秋冬あなたが着たい色は？

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