断捨離して不要になったものをお金に換える
現在の家の収納の広さに満足しているという人は少ないのではないでしょうか。土地の価格が高い日本なので、賃貸でも持ち家でも、住居に関して望み通りの広さを確保できている人は少ないでしょう。しかし、それに反して「物を持ちすぎている」と自覚している人が多いのも現実です。自分の家の収納に入りきらないほどに持ち物が増えてしまい、どうしようもなくなり定期的に「断捨離」と称して持ち物を一気に減らしている人も多いのではないでしょうか。
不要なものを整理してボンボンとゴミ箱に入れて捨ててしまうのが一番簡単ですが、働いて得たお金を出して買ったもの。せっかくならば「少しでもお金が入る手放し方」をしたいものです。
今回は不要になったものを少しでもお金に換えて手放す方法をご紹介します。
方法1:古本屋・古着屋に持ち込む
昔ながらの古本屋やチェーン店の古本屋など、持ち込むことによって買い取ってくれます。しかし、本は数が多いとそれなりの重さになるので覚悟が必要です。また古本屋、古着屋どちらの場合も、買取価格はよほど貴重なもの以外はあまり高価買取ではない可能性があります。方法2:手間がかからない宅配買取
古本屋や古着屋に持ち込むのと同じく、金額的にはあまり期待できませんが、宅配買取は手間がかからず便利です。ネットで申し込みをし、箱に入れて送るだけで査定金額がメールなどで来てOKであれば買取に進み、NGであれば返却という流れになります。初回は身分証明を送るなどの手間はありますが、それ以後は箱に詰めて送るだけなので、捨てることを考えれば手間がかからず多少のお小遣いになります。 楽天買取などは、他分野の買取サービスと連携していて買取金額を楽天ポイントでもらうこともできるので、楽天市場などを頻繁に利用するかたにはおすすめです。方法3:ネットフリマで出品する
フリマアプリが普及して以来、ネットで簡単に個人が物を売ることができるようになりました。本や衣類、それ以外のものも出品禁止されているもの以外は、とりあえず売ることができます。古本の買取で1円程度の金額のものも数百円で売ることができるので、金額的には高くなります。ただし梱包、発送などの手間がかかることと、売れるまでは自宅に保管しておかなければならないというマイナス点もあります。方法4:自宅前で売る
住まいの環境にもよりますが、自宅前に不要なものと料金を入れる箱を出して売っている家庭を見かけることもあります。高値は期待できませんが、手っ取り早い方法としては良いのではないでしょうか(実際に行う際はお住まいの環境のルールに従い、自宅の敷地内で行うようにしましょう)。「売ること」で「買うこと」の意識が変わることも
今回は不要なものを少しでもお金に換える方法をまとめてみました。売ろうとしても大した金額にならなかったり、フリマアプリでもなかなか売れなかったりする可能性もあります。しかし売る苦労を知ることで、今後、何かを買いたいと思ったときに本当に必要か少し考えるようになることが期待できます。そうなれば今後は不要なものに囲まれる生活も避けられることでしょう。
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