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Adobe Photoshop Elements 5.0(2ページ目)

Photoshop Elements 5.0は、レンズ補正やモノクロバリエーション、カラーカーブなど、「欲しかった」機能が充実。Adobe Flashベースの滑らかに動くフォトギャラリーや、パラパラ漫画風ムービーも簡単に作れます。

土屋 徳子

執筆者:土屋 徳子

CG・画像加工ガイド

多様なモノクロ写真が楽しめる

新機能の「モノクロバリエーション」では、「ポートレイト(人物)」「風景(鮮明)」「風景」「スナップ写真」「新聞」「赤外線」の6つのスタイルが用意されています。さらにカラーチャンネルやコントラストの調整を加えて、深みのある、理想的なモノクロ写真を作り出せます。

モノクロバリエーションの調整画面。

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高度なカラーカーブも簡単に操作

Photoshop Elementsにもカーブ機能があれば…と強く望んでいた方も多いと思いますが、今バージョンでついにカラーカーブ機能が搭載されました。ところが、始めはカーブを調整しているとは気がつきません。実は隠れたところ(詳細オプション)にあります。
Photoshopでは高度な技術を必要とするカーブ調整ですが、Photoshop Elementsでは直接カーブを調整するのではなく、スライダーで調整することによって、カーブがどのような形を描くかを確認することができます。カーブの形を極端に崩すことなく、中間調の明るさとコントラストを自在に調整することで、食べ物はよりおいしそうに、沈んだ肌の色も自然に明るくすることが可能です。

明るさとコントラストに不満があるときに、カラーカーブは絶妙な効果を発揮します。

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カメラレンズや遠近のゆがみをすっきり補正

今までどうして無かったのか不思議なくらいでしたが、ついにレンズ補正が搭載されました。レンズの特性によって、写真の縁がふくらんだように見える「樽型」「糸巻き型」ゆがみと、遠近法による変形を、1画面ですっきり解消する機能です。
オークションの商品写真など、本来の形を表現する際に、大変重宝しますね。

レンズの樽形ゆがみと遠近による傾斜を、一気に補正。真正面から見たような看板に。

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より多くのCamera Rawファイルに対応

より多くのカメラのRawファイルにも対応しています。フォトブラウザの一覧にサムネール表示されますし、編集に切り替えるとCamera Raw ダイアログボックスが開き、ここで色温度、明るさ、コントラスト、彩度などに加え、シャープ、輝度をスムーズにするなどより細かい調整が可能です。

Camera Raw ダイアログボックスで調整を行い、DNGで保存または編集モードで写真を開きます。

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次は、新しい「作成」の内容と、Adobe Flashベースのダイナミックなフォトギャラリー、そして楽しいパラパラ漫画風ムービーについてご紹介します。次のページへ>>

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