2006年11月、Adobe Photoshop ElementsのWindows版の新しいバージョン5.0が登場します。
今回のバージョンでまずハッとするのは、Adobe Flashベースの滑らかな画面表示や、Flashのギャラリーサイトが簡単に作れるなど、静止画である写真が動きだすかのような印象を持つところでしょう。

写真整理、編集モードには「これが欲しかったのよね」といった新機能が搭載されています。
例えば、写真を取り込むときに自動的に似ている写真を一括りにできたり、レンズのゆがみを1画面で補正する機能や、高度なカラーカーブも簡単に調整できるなど、写真をより速く、思い通りに仕上げる機能が強化されています。

作品の作り勝手も、よりダイナミックに変化しており、既成のレイアウトにこだわらず、自分が作りたいようにデザインしていくことができます。
さらに新しい「Adobe Photoshop Showcase」という無料の配信サービスが提供されていますので、Flashベースのフォトギャラリーも、簡単に作ってオンラインで公開することができます。

そして、ガイドイチオシ新機能「フリップブック」は、連続静止画をらくらくつなぎ合わせたパラパラ漫画風ムービーが、超簡単に作れるというユニークな機能です。

今回の記事では、このPhotoshop Elements 5.0の主な新機能についてご紹介します。

この記事の執筆にあたっては、Adobe Photoshop Elements 5.0 ベータ版を使用しています。

スタートアップスクリーンと写真整理モードのインターフェイス。スタートアップスクリーンのボタンが1つ減りました。

Adobe Photoshop Elements 5.0
もくじ

  1. 写真の取り込みから一気にスタック
  2. 多様なモノクロ写真が楽しめる
  3. 高度なカラーカーブも簡単に操作
  4. カメラレンズや遠近のゆがみをすっきり補正
  5. より多くのCamera Rawファイルに対応
  6. より自由度と完成度の高い作品づくり
  7. 連続スナップでパラパラ漫画!

写真の取り込みから一気にスタック

「フォトダウンローダ」では、写真の取り込みのオプションで[自動的に写真をスタック]を選択することにより、取り込み直後に同じような写真が自動的にグループ化されます。グループをスタックすることで、フォトブラウザには同じような写真がずらーっと並ぶことなく、すっきり1つのサムネールに収めて表示できます。

フォトダウンローダで自動的にグループ分けされて取り込まれた状態。

スタックされたサムネールは、背景が濃いグレー表示になります。右の矢印をクリックすると、フォトブラウザ上で写真が展開し、もう一度クリックすると、元に戻ります。

フォトダウンローダで自動的にグループ分けされて取り込まれた状態。

スタックを展開・たたむ作業がフォトブラウザ上で可能になりました。

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次は、豊かな表現が可能な新機能、モノクロバリエーションや、カラーカーブについてご紹介します。次のページへ>>