「二重マスク」がトレンドに
無印良品の繰り返し使えるマスク 出典:WEAR
2月中旬から日本でもワクチン接種が始まるなど、新型コロナウイルス感染症の終息に向けて明るい兆しも見えてきました。しかし、2021年も感染症対策としてマスクを着用する生活が続きそうです。
2020年は、これまでマスクとは無縁だった企業からも商品が展開されました。シャープやパナソニックの不織布マスクはホワイトのみですが、ユニクロのエアリズムマスクは、ホワイト、ブラック、グレー、ベージュの4色展開、無印良品の布マスクは、ブラウンやグレー、チェック柄など、色柄のバリエーションが豊富です。地域や年代によって様相は異なるようですが、カラーマスクをつける人が増えました。
そして2021年になってからは、マスクを2枚重ね付けする「二重マスク」が注目されています。理由は大きく3つに分かれるようです。
- 市中感染の増加に伴い、2枚重ねで感染防止対策を強化したい
- 肌荒れ対策などで布やウレタン製を常用しつつ不織布マスクを重ねてマスク警察に備えている
- 白いマスクをつける気分ではない日は、不織布マスクに好みのカラーマスクを重ねる
マスクを重ねる理由も重ね方も人それぞれ異なりますが、2枚重ねることで、フィルター機能と密着性が高まり、精神的な安心も得られます。その一方で、息苦しさが増すというデメリットもあります。感染症対策の専門家の見解もさまざまなので、状況に応じてマスクを使い分けるのがよさそうです。
<目次>
カラーバリエーションは4色。ブラック(クール)、ピンク(エレガント)、ラベンダー(透明感)、ライトベージュ(モード)と、なりたいイメージに合わせて選べます。
一方、資生堂が運営する「watashi+(ワタシプラス)」のウェブサイトで「肌や目もとの印象を引き立たせる」と推奨されているのは、コーラルピンク、ラベンダー、ライトグレー、ベージュのマスク。
この4色を選んだ理由として、肌なじみのよさがあげられています。自分の肌や、使っているファンデーションの明るさに近い色のマスクをつけると、マスクが主張しすぎず、目もと美人になれるという考え方です。
また、血色感を補うリップやチークはマスクで隠れてしまい、表情も伝わりにくくなっています。マスク生活では、目もとの表情が重要になるため、ツヤや光沢のある暖色系のアイシャドウを推奨しています。
メイクがお好きな人は、マスクとメイクの関係を見直してみてはいかがでしょうか。
1.コスメブランドが提案するカラーマスクとアイメイク
2020年12月、カネボウ化粧品のブランド「KATE(ケイト)」から、顔のシルエットをすっきり見せる「小顔シルエットマスク」が発売され、大人気に。マスクとアイシャドウ・アイライナーを組み合わせたセットも販売されました。カラーバリエーションは4色。ブラック(クール)、ピンク(エレガント)、ラベンダー(透明感)、ライトベージュ(モード)と、なりたいイメージに合わせて選べます。
一方、資生堂が運営する「watashi+(ワタシプラス)」のウェブサイトで「肌や目もとの印象を引き立たせる」と推奨されているのは、コーラルピンク、ラベンダー、ライトグレー、ベージュのマスク。
「watashi+(ワタシプラス)」ホームページより
この4色を選んだ理由として、肌なじみのよさがあげられています。自分の肌や、使っているファンデーションの明るさに近い色のマスクをつけると、マスクが主張しすぎず、目もと美人になれるという考え方です。
また、血色感を補うリップやチークはマスクで隠れてしまい、表情も伝わりにくくなっています。マスク生活では、目もとの表情が重要になるため、ツヤや光沢のある暖色系のアイシャドウを推奨しています。
メイクがお好きな人は、マスクとメイクの関係を見直してみてはいかがでしょうか。
2.ファッションと合わせるなら、アパレルブランドのマスク
アパレルブランドidem(イデム)の布マスク 出典:WEAR
メイクよりもファッションが好き!という方は、アパレルブランドやセレクトショップが取り扱うマスクがおすすめです。
従来のマスクにはないニュアンスのある色、レースやジャガードなど、ちょっと贅沢な生地、こだわりのパターンなどが充実しています。
価格はやや高めですが、服と合わせやすく、おしゃれな印象を引き寄せることができるでしょう。
3.パーソナルカラーで選ぶ、ワタシ色のマスク
ご自分の肌や瞳の色に合ったカラーマスクを持っておくと、簡単にマスク美人になれます。ここでは、パーソナルカラーのタイプ別に、おすすめをご紹介します(パーソナルカラーを調べてみたい方は、こちらでどうぞ「パーソナルカラーがわからない!自己診断のコツ」)。■スプリングタイプ
キラキラした明るい瞳で、肌や髪にもツヤがあるタイプ。実年齢よりも若く見られる人が多いです。コーラルピンク、ライトベージュ、クリーム色のマスクがおすすめです。
■サマータイプ
やさしそうなまなざしの持ち主。黒目の輪郭がぼんやりしていて、肌や髪はハーフマットな質感です。カラーマスクは、ベビーピンク、ラベンダー、ローズベージュがおすすめです。
■オータムタイプ
瞳の色が深く、落ち着いたまなざし。肌や髪はややマットな質感で、日焼けするときれいな小麦色になります。ベージュ、サーモンピンク、カーキのマスクがおすすめです。
■ウィンタータイプ
強い目ヂカラの持ち主。黒目の輪郭がはっきりしていて、カラスの濡羽色のように艶やかな黒髪をしています。カラーマスクは、ブラック、グレー、ネイビーがおすすめです。
不織布マスクのホワイトがなんとなくしっくりこないときは、ぜひ、カラーマスクを取り入れてみてください。感染症の影響で人に会う機会は少なくなりましたが、鏡に映った自分の姿に納得できると、機嫌よく過ごせるものです。色を取り入れることで、マスク生活が少しでも快適になれば嬉しいです。
※参考サイト
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