iPhone/iPhoneの裏技

子を持つ親が絶対にしてはいけないiPhoneの5つの設定項目

子どもが勝手にiPhoneを触って、思わぬトラブルを巻き起こした。そんな失敗は珍しくありません。筆者も、勝手にリダイヤルをされて焦った経験がありました。そこで今回は、子どもがいる家庭でおすすめできないiPhoneの設定項目についてお話しします。

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執筆者:ばんか

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子を持つ親が絶対してはいけないiPhoneの5つの設定項目
子どもが勝手にiPhoneを触って、思わぬトラブルを巻き起こした。そんな失敗は珍しくありません。筆者も、勝手にリダイヤルをされて焦った経験がありました。

そこで今回は、子どもがいる家庭でおすすめできないiPhoneの設定項目についてお話しします。
 

1. パスコードの要求を「即時」以外にしてはいけない

iPhoneを使用するときは、毎回必ずパスコードを要求するように設定しておきましょう。

設定によっては「2分後にならないとパスコードを要求しない」といったことも可能ですが、これは危険。「使い終わったiPhoneを何気なくテーブルに置いたら、子どもが勝手に触ってしまっていた」なんてトラブルの元になりますからね。

「設定」>「Face IDとパスコード」>「パスコードを要求」と進み、要求する時間を「即時」にします。これで完了!
「設定」>「Face IDとパスコード」>「パスコードを要求」と進み、要求する時間を「即時」で完了!

「設定」>「Face IDとパスコード」>「パスコードを要求」と進み、要求する時間を「即時」で完了!

なお、Face ID(顔認証)やTouch ID(指紋認証)によるパスコード解除を設定している場合は、自動的に「即時」になります。その場合は特に設定の変更は不要です。
 

2. 「ロック中のアクセスを許可」してはいけない

iPhoneでは、ロックが掛かっている状態でも、ある程度の操作ができるように設定できます。この「ロック画面で使用できる機能」は厳選するようにしましょう。

コントロールセンターなどは、ロック画面でも使えたほうが便利です。しかし「Wallet」「不在着信にかけ直す」「Siri」などは、ロック画面で使えるとトラブルの原因になる可能性があります。

設定方法は、「設定」>「Face IDとパスコード」と進み、「ロック中にアクセスを許可」の項目をオン/オフにします。
「設定」>「Face IDとパスコード」と進み、「ロック中にアクセスを許可」の項目をオン/オフにします

「設定」>「Face IDとパスコード」と進み、「ロック中にアクセスを許可」の項目をオン/オフにします

オフにしておいたほうが良いものは「通知センター」「Siri」「メッセージで返信」「Wallet」「不在着信にかけ直す」あたりでしょうか。何かあったときの被害が大きくなりそうなものは、念のためオフにしておきましょう。
 

3. 「データを消去」はONにしてはいけない

「パスコードを10回失敗すると、iPhone内のデータをすべて消去する」という設定があります。盗難などの犯罪に利用されることを防止するために、非常に強力な設定です。

しかし強力だからこそ、意図しないところでのトラブルの危険性があります。

子どもが勝手にiPhoneを触りまくって、知らない間にiPhoneの全データが消えていた。そんなトラブルが考えられます。ですので、子どもには触らせないと断言できない限りは、設定をオフにしておいたほうが無難です。

設定方法は、「設定」>「Face IDとパスコード」と進み、一番下の「データ消去」の項目になります。これをオフにしましょう。
「設定」>「Face IDとパスコード」と進み、一番下の「データ消去」の項目をオフにしましょう

「設定」>「Face IDとパスコード」と進み、一番下の「データ消去」の項目をオフにしましょう
 

4. 自動バックアップをOFFにしてはいけない

上記のような「全データが消えた」といったトラブルがあったときでも、バックアップさえ取っておけば、いつでも元通りに復元できます。

iPhoneでは定期的に、自動でバックアップを取ってくれます。この設定は忘れずにオンにしておきましょう。

設定方法は、「ユーザー名」>「iCloud」>「iCloudバックアップ」と進み、「iCloudバックアップ」をオンにしておきます。
「ユーザー名」>「iCloud」>「iCloudバックアップ」と進み、「iCloudバックアップ」をオンで設定完了です

「ユーザー名」>「iCloud」>「iCloudバックアップ」と進み、「iCloudバックアップ」をオンで設定完了です

これで完了。ただし、自動的にバックアップを取ってくれるのは「電源に接続中」「ロック中」「Wi-Fiに接続中」の3つの条件が揃っている必要があります。

「今すぐバックアップを作成」を使えば、任意のタイミングでバックアップを取ることも可能です。うまく活用しましょう。
 

5. 機能制限をかけずに子どもにiPhoneを渡してはいけない

もし子どもにiPhoneを渡すときは、機能制限をつけておくのも便利な運用方法です。

機能制限とは、その名の通り「機能に制限を設ける」こと。たとえば「Appストアから、勝手にアプリを買うことができないようにする」といったことが可能です。

設定方法は、「設定」>「スクリーンタイム」>「コンテンツとプライバシーの制限」と進み、「コンテンツとプライバシーの制限」をオンにします。
「設定」>「スクリーンタイム」>「コンテンツとプライバシーの制限」と進み、「コンテンツとプライバシーの制限」をオンで設定完了です

「設定」>「スクリーンタイム」>「コンテンツとプライバシーの制限」と進み、「コンテンツとプライバシーの制限」をオンで設定完了です

あとは各種項目から、許可するもの/しないものを設定すればOK。解除したいときは「コンテンツとプライバシーの制限」をオフにすればいいだけです。

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