株主優待銘柄選びのコツ2つ
具体的な銘柄をご紹介する前に、株主優待銘柄を選ぶときのコツを2つおさらいしておきましょう。1つ目のコツは「割安な株を選ぶ」ことです。できれば、PERやPBRが低いを株を選ぶと保守的でGoodです。株主優待銘柄の中には、割高で株価が高すぎるものもあります。こういう株を買ってしまうと、「株主優待を受け取ったはよいが、それ以上に株価が下がって損をしてしまった!」なんてことになりかねません。
なので、できるだけ割安な株を選ぶとよいでしょう。目安としては予想PERが20倍以内で、なるべく業績が伸びている銘柄がおすすめです。
2つ目のコツは「権利確定を3カ月以上先回りする」ことです。権利確定直前の優待銘柄は、それこそ株価が天井近くまで上がっているものがたくさんあります。だから、こういう株を買うと高値を掴んでしまうので、避けた方がよいでしょう。
今狙い目の株主優待株はどれ?
イチオシ株主優待株その1:日東富士製粉(2003)
3月の優待銘柄。100株以上で3000円相当の同社製品(稲庭うどんなど)を受け取ることができます。麺好きにはたまらない内容です。イチオシ株主優待株その2:一正蒲鉾(2904)
6月の優待銘柄。100株以上・6カ月以上株式を継続保有すると、1000円相当の製品を受け取れます(※)。具体的に受け取れるものとしては、「常温保存食」「おせち」「平時冷蔵品」「社会貢献活動団体への寄付」の中から好きなものを選べます。同社の製品が好きなヒトにおすすめです。 ※500株以上は3000円相当、1000株以上は5000円相当イチオシ株主優待株その3:マルタイ(2919)
3月の優待銘柄。100株以上で同社製品の詰め合わせを受け取れます(※)。これも麺好きには嬉しい内容ですね。※100株以上、200株以上、1000株以上でそれぞれ詰め合わせの種類が異なります。
以上が、今イチオシの株主優待株です。ちなみに、これらはいずれも「ディフェンシブ」と呼ばれる食品株で、不景気でも株価が下がりにくく、守りに強いといわれています。
守りに強く、株価も割安。こんな株主優待株を持っていれば、嬉しいプレゼントをもらいつつ、リスクも抑えられます。優待目的で株をやっている方は、こういった観点から銘柄を探してみてはいかがでしょうか。
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