お金の悩みを解決!マネープランクリニック/50代以上の家庭のお金悩み相談

50歳公務員、抑うつ状態、不眠症に悩まされ休職したいが、子どもの教育費がかかります

皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。今回のご相談者は、精神的な病気に悩まされ休職を希望する50歳の男性です。妻に相談しても精神的に限界と言われ、まだまだ子どもの教育費がかかるため、マネープランクリニックに相談をしたいといいます。ファイナンシャル・プランナーの深野康彦さんがアドバイスします。

あるじゃん 編集部

執筆者:あるじゃん 編集部

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妻にも、仕事を辞めたいことを伝えましたが、妻も精神的に限界と言われました

皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。今回のご相談者は、精神的な病気に悩まされ休職を希望する50歳の男性です。まだまだ子どもの教育費がかかるため、マネープランクリニックに相談をしたいといいます。ファイナンシャル・プランナーの深野康彦さんがアドバイスします。※マネープランクリニックに相談したい方はコチラのリンクからご応募ください(相談は無料です)

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精神的な病気に悩まされていますがこれからかかる教育費が心配です

精神的な病気に悩まされていますがこれからかかる教育費が心配です


■相談者
サントスさん
男性/公務員/50歳
関東/持ち家(一戸建て)
 
■家族構成
妻(40代)、第1子(12歳)、第2子(10歳)
 
■相談内容(原文ママ)
以前より精神的な病気に悩まされ抑うつ状態により、気分の落ち込みや不眠症に悩まされており、毎日職場に行くのが憂鬱です。人間関係に悩まされ続け、このたび配置転換を命ぜられましたが、配置先でも人間関係に悩まされ疲れてしまい、現在の仕事を辞めてしまいたいのが本心です。上司も私が精神科に通院していることは知っておりますが、配置転換を命ぜられ、仕方なく承諾してしまいました。休職が必要な時期なのかなと思いますが、周りの視線がとても気になってしまいます。

ただし、これからまだ子どもの教育費がかかるので、どうしたらよいものか相談させていただきました。子どもは中学までは公立に進学させますが、高校と大学については私立も視野に入れて考えないといけないものと考えています。

妻にも、仕事を辞めたいことを伝えましたが、これから教育費がかかるのに、どうするの?と少し不機嫌な形で言い返されてしまいました。結婚してから恥ずかしいですが、私の精神的な悩みについては今まで一緒に考えてはくれないのが現状です(仕事と子育てのことで、妻も精神的に限界なのだと言われました)。日常の中で一人になりたいと思うことが多いです。妻も近々、現在の仕事をやめ、パート勤務をするとのことです。

退職金は私が現在辞めれば1200万円、妻は500万円ぐらいです。自宅は12年前に購入をしてローンがなく、今までメンテナンスをしたことがないので、そろそろ外壁に費用がかかります。他には固定資産税が年間12万円、車両の車検や定期整備はディーラーに半年ごとに点検、年間2、3回1泊で国内旅行に行っていますが、現在は、旅行は極力控えています。私の貯蓄からその都度、支払いをしております。

電気製品も結婚してから購入したものばかりで、逐次、買い替え時期なのかなと思います。車両については新車で購入して数年経過していますが、乗れなくなるまで新車で購入する予定はありません。通信費は私、妻もスマホの契約、自宅でもパソコンを1台使用しております。近いうちにどうしても体が持たないときは、とりあえず休職させていただきたいです。しかし、情けないのですが、厳しい上司であり話す勇気が出ないのです。休養しつつ今後の生活のことを考えていきたいのですが、年齢的に、また、今の世の中の現状を踏まえると、再就職も今は、とても厳しいと認識しています。通院は精神科に月に1回通院に行き投薬治療を受けていて、今後もしばらく通院します。仕事を辞めてしまったら、今後の生活は成り立つのか悩んでいます。あと何年ぐらい、勤務できれば大丈夫なのか、教えていただきたいです。よろしくお願いします。
 
■家計収支データ
相談者「サントス」さんの家計収支データ

相談者「サントス」さんの家計収支データ



 
■家計収支データ補足
(1)ボーナスの使い道
自動車税、車検、任意保険、旅行レジャー費として国内旅行1年間で合計約20万円、固定資産税年間12万円
 
(2)加入保険について
本人/
・低解約返戻金型終身保険(60歳満期、満期時受取額857万円)=毎月の保険料3万2400円
・終身保険(死亡保障300万円、入院日額5000円、3大疾病時200万円、現時点での解約返戻金は20万円ぐらい)=毎月の保険料6780円
・傷害保険=毎月の保険料1500円
・職場の生命共済(死亡保障300万円、入院日額3000円)=毎月の保険料1000円
・職場の団体生命保険(死亡時のみ1800万円)=毎月の保険料5000円
 
妻/
職場の保険(死亡500万円、入院日額5000円)=保険料払い済み

(3)車両費について
現在の車両が壊れて乗れなくなったら、手放し今後は新たに購入する予定はありません。ただ私が退職することで生活が苦しくなるようでしたら、手放す考えもあります。
 
(4)公的年金について
現時点での年金見込み額は、本人162万4206円、妻114万2673円。
 
(6)休職・退職後のご希望
しばらく治療に専念し、勤務できるようになったら、アルバイト等で収入を得たいと思っています。
 
(7)その他
退職したら、つみたてNISAは解約し、通信費も今度は上の子どもにスマホを購入するか考えており、これを機に、私もキャリアではなく、同じく格安スマホに乗り換えようと思っております。現在は、間もなく精神疾患により、病気休暇に切り替わり、その後は休職扱いになるのかなと思います。現在の仕事を継続する自信がありません。
 
やや食費が高い感じがするのですが、外食は現在2カ月に1回ぐらいです。食料品、日用品の購入は妻に任せており、細かく聞いた事はなく、だいたいで10万円と記載しましたが、家庭内での月々にかかるお金の減り具合を見ると、このぐらいの金額なのかなと思い10万円と書きました。高級食材などは購入していなく極力、安い八百屋や業務スーパーで購入しています。
 
■FP深野康彦の3つのアドバイス
アドバイス1 体調を整えることが優先。休職に引け目を感じる必要はない
アドバイス2 子どもの教育費を差し引き、65歳時点で1700万円残る
アドバイス3 再就職できれば、その分、ゆとりができるが、無理はしないこと
 
アドバイスの詳細はこちら>>
 
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