アイテム選びや色合わせで、秋冬の着ぶくれを回避!
秋冬のファッションは、着ぶくれしやすいのが悩みの種ではないでしょうか。体型をカバーしてくれるアイテムを選ぶのはもちろん、重ね着や色の効果で、視覚的にスタイルよく見せたいものです。
今回は、アイテムのレイヤードで細見えするポイントを4つご紹介します!
<目次>
1. ボリュームニットは差し色を使ってすっきり
■淡色セーターから白を覗かせてベージュのローゲージニットのコーデ 出典:WEAR
ビッグシルエットのニットは、2020秋冬のトレンドアイテムのひとつ。一歩間違えると着ぶくれするアイテムですが、身体のラインを拾いにくいため、コーディネート次第でスタイルアップできます。
ベージュとパステルピンクはどちらも淡い色なので、ぼんやりした印象になりがち。ニットの裾からTシャツの白を見せると、お互いの色の美しさが引き立ち、すっきり見えます。
■なで肩さんにはニットベスト
ベージュのミドルゲージのニットベストのコーデ 出典:WEAR
なで肩が気になる人は、セーターよりもベストがおすすめ。肩幅よりも広いスクエアなフォルムを選べば、肩のラインが曖昧になります。
ベージュ系のワントーンコーデは無難ですが、野暮ったい印象になりがち。ベストの裾からTシャツの裾を見せて、差し色の効果を取り入れましょう。
ほんの少し白が入るだけで、ニットとパンツの色みや素材の特徴がはっきりし、洗練された着こなしになります。
2. ウエスト位置が高く見えるトップスを重ねる
■短めのニットベストでほっそり前後で長さの違うニットベストのコーデ 出典:WEAR
2020秋冬のニットベストは、全体のフォルムがスクエアで、肩幅が広いのが特徴。
身長を高く見せたいときは、ショート丈がおすすめです。ウエスト位置が高くなり、ベストの肩幅との対比でウエストが細く見えます。
■カーディガンにはベルトをオン
ベルトでカーディガンをウエストマーク 出典:WEAR
お尻が隠れる丈のカーディガンは、リラックス感がある反面、部屋着のように見えてしまうことも。
細めのベルトでウエストマークすると、ぐっとおしゃれな雰囲気に。カーディガンに似た色を選ぶと、ベルトが目立ちすぎず、垢抜けた印象になります。
3. ロングコートはバッグでメリハリを
■トレンチコートはバッグに視線を集めてベージュ系のトレンチコートのコーデ 出典:WEAR
マキシ丈のスカートやパンツとバランスがよいのは、ロング丈コート。縦長のラインができるので、身長を高く、ほっそりとした印象に。
こちらのコーデは、コートとバッグはベージュ系で揃え、インをホワイトでまとめています。バッグに視線がひきつけられるので、スタイルよく見えるわけです。
■チェスターコートには大きめバッグを合わせる
くすみピンクのチェスターコート 出典:WEAR
小さめバッグは着こなしのアクセントになりますが、おなかまわりに視線を集めてしまいます。A4サイズくらいの大きなトートバッグは、使い勝手がよいだけでなく、体型カバーにも効果的です。
くすみピンクはベージュやブラウンと合わせやすいので、カラーコートを主役にしたさりげないコーデを楽しめるでしょう。
4. ジャケットの丈感はボトムに合わせて
■ワンピにはテーラードジャケットでボリュームを
テーラードジャケット×ニットワンピース 出典:WEAR
ニットワンピースは、デスクワークに適したアイテムのひとつ。ミドルゲージのニットは身体のラインを隠し、ケーブル編みの縦ラインもスリムに見せてくれます。
チェック柄のテーラードジャケットで上半身にボリュームを足すと、下半身がすっきり見えます。
■ボリュームスカートには短めダウン
ダウンジャケット×ボリュームスカート 出典:WEAR
ギンガムチェックのボリュームスカートには、丈の短いジャケットが好相性。パーカーにノーカラーダウンジャケットを重ね、フードに視線を集めると、スタイルがよく見えます。
秋冬ファッションは着用するアイテム数が増えるので、色数を絞るとすっきりした印象に。重ね着で縦のラインを作ったり、上半身に視線を集めることで、スタイルアップできます。
今回ご紹介した4つのポイントを参考に、秋冬のレイヤードスタイルを楽しんでくださいね。
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