実は「アイラップ」、耐冷温度が-30℃で冷凍庫・冷蔵庫でも使えるのはもちろん、耐熱温度は約120℃なので、電子レンジや湯せん調理にもOKなんです。さらにすばらしいのが、スーパーで肉や魚を入れるロールになった袋くらいの厚さなのに、揉んでも破れにくく、かつマチがついていて食材の出し入れが楽なところ。これは優秀すぎです!
知る人ぞ知るキッチンアイテム! 使い方いろいろ
「アイラップ」はいろいろな使い方ができますが、最もおすすめなのは「湯せん」による料理。湯せんの湯が「アイラップ」を外から押してくれるので、食材と調味料が密着して少ない調味料でもしっかり味がしみこみます。「煮豚」などは色よく仕上がりますよ。また、野菜を「アイラップ」に入れてレンジで加熱するのも◎。ゆで(蒸し)野菜が簡単にできます。野菜と肉に調味料を加えて加熱してもOKです。
私がどんな使い方よりも重宝しているのは、「アイラップ」にお肉と調味料を入れて冷凍庫へしまっておく方法。食べたいときにレンジで加熱すれば、あっという間に1品出来上がり! というわけです。
1回分ずつ小分けにして冷凍しておけば、食材のムダも出ません。遅く帰ってもあたたかいできたてのおかずが簡単に食べられる……ありがたいですよ。
災害時にも活躍
「アイラップ」は湯せんOKなので、災害時にも活躍すると言われている万能選手。たとえば、「アイラップ」に入れた米を湯せんで加熱することでご飯が炊けます。1人分ずつアイラップに入れて湯せんで炊飯すれば、避難所でも衛生的に配布できますよね。私も、非常用持ち出し袋に缶詰などと一緒に入れています。他にもいろんな使い方があるのが、「アイラップ」のいいところ。北陸ではよく販売されているようですが、その他の地域でも時々見かけます。我が家の近くでは、ドン・キホーテにありました。見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね。
DATA
Iwatani┃アイラップ
サイズ:約350×210mm(マチ40mm)
内容量:60枚
材質:ポリエチレン