12月にオススメの株主優待銘柄
注目度の高い人気の優待銘柄は、権利確定日が近づくにつれて株価が上昇していく傾向があります。好優待銘柄を先回りして購入しておくことで、値上がりが期待できると言えるでしょう。今回は、今のうちに買っておきたい12月優待銘柄をご紹介します。12月オススメ優待銘柄その1:サッポロホールディングス<2501>
【業務内容】酒類、食品飲料、不動産の分野において、個性かがやくブランドを育成・強化【単元株数】100株
【最低購入金額】19万3900円(2020年9月28日時点)
【権利確定日】12月末日
【優待内容】自社商品詰合せセット(ビール・飲料水等)
◆100株以上……いずれか1点
【3年未満保有株主】
①ビール詰合せセット(350ml 缶×4本)
②食品・飲料詰合せセット(1,000円相当)
③社会貢献活動への寄付(1,000円相当)
【3年以上保有株主】
①ビール詰合せセット(350ml 缶×6本)
②食品・飲料詰合せセット(1,500円相当)
③サッポログループネットショップ限定 限定ECクーポン(1,500円相当)
④社会貢献活動への寄付(1,000円相当)
◆200株以上……いずれか1点
【3年未満保有株主】
①ビール詰合せセット(350ml 缶×8本)
②食品・飲料詰合せセット(2,000円相当)
③社会貢献活動への寄付(2,000円相当)
【3年以上保有株主】
①ビール詰合せセット(350ml 缶×12本)
②食品・飲料詰合せセット(3,000円相当)
③サッポログループネットショップ限定 限定ECクーポン(3,000円相当)
④社会貢献活動への寄付(2,000円相当)
◆1000株以上……いずれか1点
【3年未満保有株主】
①ビール詰合せセット(350ml 缶×12本)
②食品・飲料詰合せセット(3,000円相当)
③社会貢献活動への寄付(3,000円相当)
【3年以上保有株主】
①ビール詰合せセット(350ml 缶×18本)
②食品・飲料詰合せセット(4,500円相当)
③サッポログループネットショップ限定 限定ECクーポン(4,500円相当)
④社会貢献活動への寄付(3,000円相当)
上記とは別に
◆200株以上
サッポロライオンチェーン等の優待券 5枚(20%割引券)
同社の優待は、自社製品であるビール、食品・飲料水などの詰め合わせ、子会社でも使える割引券などもあり、魅力的な優待内容と言えるでしょう。優待権利確定日に近づくほど投資家の注目を浴び、買いが入りやすい傾向があると言えます。
では、同社株を今のうちに購入した場合、どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は、同社株を10月末に購入し、12月末の権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに売買をすると、株主優待は取れませんが、売買益のパフォーマンスの大きさを確認することができます。
■検証結果■
- 勝率: 75.00 %
- 勝ち数: 15 回
- 負け数: 5 回
- 引き分け数: 0 回
- 合計損益(率): 131.45 % 平均損益(率): 6.57 %
- 合計利益(率): 152.57 % 平均利益(率): 10.17 %
- 合計損失(率): -21.12 % 平均損失(率): -4.22 %
- プロフィット・ファクター(合計利益÷合計損失): 7.225
- 平均保持日数:49.70 日
12月オススメ優待銘柄その2:キリンホールディングス<2503>
【業務内容】国内ビール・スピリッツ、国内飲料、オセアニア綜合飲料、医療事業など【単元株数】100株
【最低購入金額】20万1250円(2020年9月28日時点)
【権利確定日】12月末日
【優待内容】自社商品詰合せ(ビール・飲料水・食事券等)
◆100株以上……①から⑤のうち1点を選択
①一番搾り詰め合わせセット(合計4本)
②清涼飲料の詰め合わせセット(合計7本)
③キリンシティ、キリンシティプラスで利用できるお食事券(1,000円相当)
④サッカー日本代表応援グッズ(タオルマフラー)株主様限定オリジナルデザイン
⑤公益財団法人交通遺児等育成基金へ寄付(1,000円相当)
◆1,000株以上……①から⑦のうち1点を選択
①一番搾り詰め合わせセット(合計12本)
②清涼飲料の詰め合わせセット(合計18本)
③カノン・デュ・マレシャル ルージュ/ブラン(各1本 合計2本)
④イミューズアイ(iMUSE eye)KW乳酸菌
⑤キリンシティ、キリンシティプラスで利用できるお食事券(3,000円相当)
⑥サッカー日本代表応援グッズ(タオルマフラー+Tシャツ)株主様限定オリジナルデザイン
⑦公益財団法人交通遺児等育成基金へ寄付(3,000円相当)
同社の優待は、自社製品であるビールや飲料水、食事券やオリジナルグッズなど幅広く選択することができ、魅力的な優待内容と言えるでしょう。優待権利確定日に近づくほど投資家の注目を浴び、買いが入りやすい傾向があります。
では、同社株を今のうちに購入した場合、どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は、同社株を10月末に購入し、12月末の権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに売買をすると、株主優待は取れませんが売買益のパフォーマンスの大きさを確認することができます。
■検証結果■
- 勝率: 70.00 %
- 勝ち数: 14 回
- 負け数: 6 回
- 引き分け数: 0 回
- 合計損益(率): 49.21 % 平均損益(率): 2.46 %
- 合計利益(率): 92.61 % 平均利益(率): 6.61 %
- 合計損失(率): -43.40 % 平均損失(率): -7.23 %
- プロフィット・ファクター(合計利益÷合計損失): 2.134
- 平均保持日数: 49.70 日
12月は、優待権利が確定する銘柄が「176銘柄」あります。1年の中でも、3月の812銘柄、9月の420銘柄に続いて3番目に多い月です。注目度の高い人気の優待銘柄は、権利確定日が近づくにつれて株価が上昇していく傾向にあります。
権利確定日直前にあわてて購入すると、高値掴みして、不用意な損失を被る場合もあります。早いうちに好優待銘柄に先回りしておくことで、お得に優待銘柄を獲得することができるでしょう。
今回の検証は、あくまでも過去の株価データを用いた検証であり、未来の結果を保証するものではありません。しかし、株の売買を行うに際して、今回のように簡単な検証を行うと、これから行おうとしている投資が、どの程度リターンを期待でき、どの程度リスクがあるのか事前に把握することができます。
検証を行ってから投資すればきっと安心感が違うことでしょう。みなさんも投資する際には一度検証してみてくださいね。
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(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします)